S.ピーターセン逃げ切りV! 日本勢最高は美香の19位タイ
2013年10月27日(日)午後6:02
スーザン・ピーターセン(ノルウェー)が産みの苦しみを味わいながらも終盤“らしさ”を取り戻し、逃げ切って完全優勝を達成した。
米女子ツアーのアジアシリーズ第4戦 サンライズLPGA台湾選手権は現地時間27日、台湾のサンライズG&CCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。初日から首位を走ったピーターセンが5バーディ、2ボギーの3アンダー69をマークし、通算9アンダーで逃げ切って連覇を成し遂げた。この勝利でシーズン4勝目。優勝賞金30万ドル(約2,900万円)を追加し、獲得賞金は224万1,847ドル(約2億1,800万円)に。目下賞金女王レースをリードするインビー・パーク(韓)に9万3,613ドル差(約900万円)と迫り、逆転マネークイーンのタイトルが見えてきた。
終わってみれば圧勝だが、中盤一時アザハラ・ムニョス(スペイン)の追撃の前に通算6アンダーで並ばれる場面も。だが13番&14番で連続バーディを奪うと、最終18番もバーディで締めくくり、単独2位のムニョスに5ストロークの大差をつけ得意のアジアシリーズで勝利をもぎ取った。
その他上位陣は通算2アンダー単独3位にキャロライン・へドバル(スウェーデン)が入り、通算1アンダー単独4位に池恩熹(韓)。通算イーブンパー5位タイに朴セリ(韓)、ミナ・ハリガエ(米)、イレーヌ・チョー(米)の3人が食い込んでいる。
日本勢は3バーディ、3ボギーのイーブンパー72にスコアをまとめた宮里美香が通算4オーバー19位タイに入ったのが最高。宮里藍は序盤の3番でバーディを先行させたが中盤以降崩れ4ボギーの大誤算。17番パー4でようやくこの日2つ目のバーディを奪ったが時すでに遅し。通算8オーバー28位タイで4日間の競技を終えた。
また、アマチュアの柏原明日架(日章学園高校3年)は1バーディ、6ボギーの5オーバー77を叩き、通算12オーバー47位タイに終わっている。