R.マキロイ&H.ステンソン後退する中、伏兵L.ガスリー堅首!
2013年10月26日(土)午前11:11
世界ランキング1位返り咲きを狙うローリー・マキロイ(北アイルランド)や史上初の欧米年間王者を目指すヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が強風の難コンディションに苦戦する中、伏兵ルーク・ガスリー(米)がリードを広げた。
欧州ツアーのファイナル・シリーズ第1戦 BMWマスターズは現地時間25日、中国のレイク・マラレンGCを舞台に第2ラウンドの競技を行い、初日トップのガスリーが1アンダー71にスコアをまとめ、通算8アンダーで単独トップの座をキープした。
ガスリーは昨季米男子ツアーデビューした石川遼の同期。フェデックスカップポイントランキング72位で1年目のシーズンを終えた後、新シーズン(2013-14年シーズン)第2戦のシュライナーズ・ホスピタルズ for チルドレン・オープンでも5位タイに食い込むなど好調を維持している注目株だ。
そのガスリーに4打差の2位タイにリカルド・ゴンザレス(アルゼンチン)、ポール・ケイシー(英)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)、サイモン・ダイソン(英)ら国際色豊かな面々が名を連ね、通算3アンダー単独8位にラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)。
肘の手術を受け3か月以上試合から遠ざかりながら初日2位タイと上位発進を切ったジョン・デイリー(米)は2つスコアを落として通算2アンダー9位タイに後退。通算1アンダー12位タイにマキロイの他、リー・ウェストウッド(英)、フランセスコ・モリナリ(伊)、イアン・ポルター(英)といった実力者が並んでいる。
また米ツアーのフェデックスカップ年間王者に輝き、欧州ツアーでも賞金レーストップを走るステンソンは後半3連続バーディで盛り返したが、スコア的には2オーバー74と低調なラウンドで通算2オーバー。初日の14位タイから28位タイに後退している。