地元V狙うB.ランフォード、コースレコードタイで急浮上!
2013年10月20日(日)午後1:33
小雨そぼ降る肌寒い天候のもと行われた大会3日目。地元出身のブレット・ランフォード(豪)がコースレコードタイをマークし優勝戦線に浮上した。
欧州ツアーのISPSハンダ・パース・インターナショナル(豪、レイクカリニーアップCC)は現地時間19日、第3ラウンドの競技を終了。この日5アンダー67で回ったブロディ・ニニッテ(豪)が通算8アンダーで単独トップに躍り出る中、注目を集めたのは今季すでに2勝を挙げているランフォード。
32位タイからスタートしたランフォードは前半からバーディ攻勢をかけて8バーディを量産(1ボギー)。コースレコードに並ぶ7アンダー65を叩き出し、ニニッテに1打差と迫る通算7アンダー2位タイにジャンプアップした。同じく2位タイにはJ.B.ハンセン(デンマーク)とジン・ジャン(韓)が並び、通算6アンダー5位タイにロス・フィッシャー(英)、ジェームス・ニッティーズ(豪)らが続く展開となっている。
現在賞金ランク8位のランフォードは「素晴らしいゴルフが出来た」と自画自賛。「グリーンが柔らかく止まりやすいこともあったけれど、今日の自分のショートアイアンとウェッジの精度はかなりのものだった」と自信満々で語った。「最終ホールで3パットしたのは残念だったけれど、攻めた結果のボギー。明日は地元のギャラリーの声援に応えたい」と、地元Vに照準を合わせたランフォードだった。
来季のシード権争い(賞金ランク110位以内)の渦中にあり、前日まで首位を走っていたピーター・ヘッドブロム(スウェーデン)は3オーバー75とスコアを落とし、通算4アンダー13位タイに後退。連覇を狙うボ・バン・ペルト(米)も1アンダー71と我慢のゴルフで通算4アンダー13位タイにとどまっている。