国内女子ツアーの富士通レディースは18日、千葉県の東急セブンハンドレッドクラブ 西コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。5アンダー67をマークした井芹美保子、馬場ゆかりが首位タイに立つ中、現在賞金ランキング首位の森田理香子を約2,150万円差で追う同2位の横峯さくらは4オーバー76を叩き63位タイと出遅れた。

　アウトスタートの横峯は、2、3番で連続ボギーを喫すると、5、6番でも連続ボギー。9番でもボギーを叩き5オーバーで折り返す。後半は2バーディ、1ボギーとやや持ち直したが、4オーバー76で諸見里しのぶ、イ・ボミ（韓／賞金ランク10位）らと並ぶ63位タイと低調なスタートとなった。また、横峯との同組対決が注目された森田は、前半に2バーディを奪ったものの、後半に2ボギーを叩いてイーブンパー72。首位と5打差の21位タイでスタートダッシュとはならなかった。

　上位陣は、4アンダー68の3位タイに賞金ランク4位の吉田弓美子、笠りつ子、藤本麻子の3人がつけ、3アンダー69の6位タイに中山三奈と山本薫里。2アンダー70の8位タイにこの日2番と16番で2つのイーグルを奪ったテレサ・ルー（台／賞金ランク9位）、渡邉彩香、ジャン・ウンビ（韓）がつけている。昨季大会でツアー初優勝を飾ったディフェンディング・チャンピオンの成田美寿々は3オーバー75の55位タイと苦しい初日となっている。

　賞金ランク上位勢では、同6位の比嘉真美子が1アンダー71で回り、同7位のアン・ソンジュ（韓）、同8位の全美貞（韓）と並んで11位タイ。一方で、同ランク5位の堀奈津佳は6ボギーを叩いて6オーバー78の84位タイと下位に沈んでいる。