松山、18位Tフィニッシュでメジャー制覇ならず 難関バックナインでは4ラウンド合計で10ボギーと苦戦
2015年7月21日(火)午前4:12
- この記事のキーワード
(写真提供:Getty Images)
トップと5打差18位タイから逆転優勝を狙った松山英樹だったが、1アンダー71と大きくスコアを伸ばす事はできず。現地時間20日、セントアンドリュース・オールドコースを舞台に閉幕した全英オープンゴルフ選手権を通算8アンダー18位タイで終えた。
松山は1番をバーディ発進。さらに、5番パー5では2オンに成功すると、イーグルパットこそ右に外れたものの、返しのバーディパットはしっかりと沈める。さらに7番でもスコアを伸ばし、前半を3アンダーを折り返す。
勝負のサンデーバックナイン最初の10番パー4では、第2打がもう少しでイーグルというスーパーショットでバーディをマーク。一時はトップと1打差にまで詰め寄る。しかし、12番で約1メートルのパーパットを外すと流れが一変。15番、16番を連続ボギーとし、最終的に4バーディ、3ボギーでホールアウトとなった。
第3ラウンド終了後には「バーディラッシュが出来ればまだまだチャンスはある」と話していたが、悲願のメジャー初制覇は8月13日開幕する全米プロゴルフ選手権(ウィスコンシン州ウィストリング・ストレイツ)に持ち越しとなった。
大会を通じて、フロントナインでは4ラウンド合計で14バーディ、ノーボギーの14アンダーと大きくスコアを伸ばした一方で、バックナインでは苦戦。この日は1バーディ、3ボギーだったが、4ラウンド合計では4バーディ、10ボギーの6オーバーと大きくスコアを落とした。平均スコア4.655の難関17番(パー4)では第3ラウンド以外はパーでしのいだが、平均スコア3.758とチャンスの最終18番(パー4)は4ラウンド全てパーとスコアを伸ばせなかったことが大きく響いた。
なお、通算15アンダーで並んだ3人によるプレーオフの末、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)、マーク・リーシュマン(豪)を破ったザック・ジョンソン(米)が優勝。メジャー3連勝を狙ったジョーダン・スピース(米)は、ジェイソン・デイ(豪)と並び通算14アンダー4位タイとなった。通算11アンダー6位タイに、ジャスティン・ローズ(英)、ダニー・ウィレット(英)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)、アマチュアのジョーダン・ニーブルギー(米)が並んでいる。
27年ぶりのマンデーフィニッシュは大混戦の優勝争いに!全英オープン最終日を緊急追加放送
ゴルフの聖地“セントアンドリュース"で5年ぶりに開催された全英オープン。27年ぶりマンデーフィニッシュとなった今大会は史上稀に見る大混戦に。ゴルフネットワークでは大会最終日の模様を下記の日程で緊急追加放送します。手に汗握る優勝争いをぜひお楽しみに。
【全英オープン最終日追加放送】
7/21(火)午後2時30分?5時30分
7/23(木)午後5時00分?8時00分
7/25(土)午後4時00分?7時00分
※注意※
権利上の都合により、GOLF NETWORK PLUS TV等での、パソコン・スマホ・タブレットによる「全英オープンゴルフ選手権」の配信はございませんのでご了承ください。