首位にJ.デイら3人! メジャー3連勝狙うJ.スピースは1打差単独4位に浮上し「勝つためにプレーする」
2015年7月20日(月)午前11:23
(写真提供:Getty Images)
米男子ツアーの今季メジャー第3戦、全英オープンゴルフ選手権は現地時間19日、スコットランドのセントアンドリュース・オールドコースを舞台に第3ラウンドを終了。通算12アンダーとしたジェイソン・デイ(豪)ら3人が首位を分け合い、メジャー3連勝を目指すジョーダン・スピース(米)は1打差の単独4位につけた。
デイとともにトップに並んだのはルイス・ウーストハウゼン(南ア)とアマチュアの22歳ポール・ダン(アイルランド)。デイは5バーディ、ノーボギーの5アンダー67、ウーストハウゼンは7バーディ、2ボギーの5アンダー67で、ともに4位タイからの浮上となった。
アマチュアながら全英の大舞台で優勝争いに食い込んでいるダンは、6バーディ、ノーボギーの6アンダー66と好スコアをマーク。4打差の10位タイからリーダーボードのトップに駆け上がった。このまま同選手が勝利すれば、球聖ボビー・ジョーンズ(米)が優勝した1930年大会以来、実に85年ぶりのアマチュア選手による全英オープン制覇となる。
また、トップと5打差の14位タイから出たスピースは、出だし1番からバーディを先行させると、その後もスコアを落とすことなく5番、7番と順調にバーディを重ねる。前半最後の9番ではこの日唯一のボギーを叩いたが、2アンダーで迎えた後半は10番から3連続バーディをマーク。さらに15番でも1つスコアを伸ばすと、難関17番も含めた上がり3ホールはパープレーとし、7バーディ、1ボギーの6アンダー66でホールアウトした。
トップとの差を前日の5打から1打に縮めたスピースは「(最終ラウンドは)勝つためにプレーする。3位で終わりたくはない、僕は勝ちたいんだ」と力強くコメント。また、首位に立つデイも最終日のスピースの追い上げを警戒しているようで「彼は驚異的なゴルフを続けている。今年のこれまでの彼を振り返ったとき、本当に驚きだ」と話している。
果たして、1953年ベン・ホーガン(米)以来となるシーズン開幕からのメジャー3連勝は達成されるのか。それを止めるものは現れるのか。全英オープンでは1988年以来27年ぶりとなる月曜決着の行方から目が離せない。
そのほか、1打差の単独2位でこの日を迎えたダニー・ウィレット(英)は、ジャスティン・ローズ(英)、アダム・スコット(豪)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らと並ぶ通算9アンダー6位タイ。6アンダー66の好スコアをマークしたリッキー・ファウラー(米)は、松山英樹らと並ぶ通算7アンダー18位タイに浮上し、最終日での逆転勝利に望みをつないだ。
一方、単独トップからスタートしたダスティン・ジョンソン(米)は1バーディ、4ボギーの3オーバー75と崩れ、ファウラー、松山と同じ通算7アンダー18位タイまで後退。2013年王者のフィル・ミケルソン(米)は通算4アンダー45位タイとなっている。
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