国内女子ツアーのスタンレーレディスゴルフトーナメントは11日、静岡県の東名カントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を行い、終盤の4ホール連続バーディで一気にスコアを伸ばした服部真夕が、7アンダー65をマークして単独首位発進を切った。

　アウトスタートの服部は、3番パー5でこの日初のバーディを奪うと、続く4番でもバーディに成功し、2アンダーでハーフターン。後半は10番、13番でバーディを奪取した後の14番でボギーを叩いたが見せ場はここから。15番パー4のバーディを皮切りに4連続バーディでリーダーボードを駆け上がった。

　上位陣は、6アンダー66の単独2位に途中までトーナメントをリードした大城さつき、4アンダー66の3位タイに現在賞金ランキング4位の吉田弓美子、北田瑠衣、イ・ナリ（韓）ら。賞金ランク首位の森田理香子、同3位の横峯さくらの2人も3アンダー69をマークしてテレサ・ルー（台）らと共に10位タイと好スタートを切っている。

　米女子ツアーからスポット参戦している上田桃子は、後半に2バーディを奪って2アンダー70の16位タイ。上田と同じ16位タイには柏原明日架、森田遥のアマチュア勢もつけており、2日目以降が楽しみなリーダーボードとなっている。一方、賞金ランク2位の佐伯三貴は、イーブンパー72の30位タイと静かなスタートとなった。