フォン&S.ルイスがバーディ合戦で通算20アンダー超え!
2013年10月5日(土)午後7:49
ムービングデーにフォン・シャンシャン(中)とステイシー・ルイス(米)がいずれ劣らぬバーディ合戦を繰り広げ、優勝争いは2人にほぼ絞られた。
米女子ツアーと中国女子ツアーの共催で行われている新規トーナメント、レインウッドLPGAクラシックは現地時間5日、中国・北京のパインバレーGCを舞台に第3ラウンドの競技を行い、濃霧のため1時間半進行が遅れたものの日没前に全員がホールアウト。地元期待のフォンが2日連続ノーボギーの9アンダー64をマークして通算21アンダーまでスコアを伸ばし、前日の2位タイから単独トップに浮上。そのフォンを3日間ボギーなしの完璧なゴルフを続けるルイスが1打差で追走する展開となっている。
手がつけられない、とはこのことか。上がり3連続バーディで連日の『64』を叩き出したフォンと、フォンには及ばなかったもののこの日だけで8バーディを量産したルイス。一方がバーディを獲ればもう一方が奪い返す。まさに丁々発止のバーディ合戦だ。
単独3位につけるインビー・パーク(韓/通算16アンダー)と首位フォンとの差は5ストローク。さらに単独4位につけるカリー・ウェブ(豪/通算14アンダー)とは7打差。最終日にフォンあるいはルイスを逆転するのは至難の業といえそうだ。
好調なショットにパットが噛み合う2人のゴルフに圧倒されたかのように、単独トップからスタートしたジェシカ・コルダ(米)は3日目にして失速。3つスコアを落とし、通算11アンダー単独6位に後退した。また前日まで優勝候補だったチェ・ナヨン(韓)も1アンダー72止まりで通算12アンダー単独5位にとどまっている。
地元の声援に支えられシーズン初優勝を狙うフォンと、賞金ランク&ロレックスランキング(女子世界ランキング)ともに3位につけ今季すでに3勝を挙げているルイス。最終日は好調な2人の手に汗握るマッチレースが見られそうだ。