J.インクスターがソルハイムカップ米国主将に!!
2014年3月19日(水)午後0:17
ジュリー・インクスター(米)が、女子のライダーカップと呼ばれるソルハイムカップ米国チームの次期主将になることが決まった。
来年9月にドイツのザンクト・レオン=ロートで行われるソルハイムカップでチームを率いることになり「(主将を)やらないか、死ぬかしかない。家に帰る飛行機に乗っている人と同じだけど、みんなで一緒に(ソルハイム)カップに出ることは、もっともっと楽しいものなの」と口にしたインクスター。「ロケット科学じゃなくて、ゴルフをするだけだけど、楽しいし、勝つためにやること。ヨーロッパはハングリーだし、いつもベストのチームを送り込んでくる。だから私たちはそれに対応するゴルフをするしかない」と言い切り、いつも以上に鋭いまなざしを見せた。
現在53歳のインクスターは、プロとして30年のキャリアを持ち、メジャー通算7勝を挙げているキャリアグランドスラマー。通算勝利数は31勝を誇る。アマチュア時代には史上初の全米女子アマチュアゴルフ選手権3連覇を成し遂げており、プロとしてルーキーイヤーの1984年に早くもメジャー2勝を果たした。その後は2人の娘の出産を挟みながらもプレーを続け、現在も自分の娘たちより若い選手たちを相手に現役で活躍している。
ソルハイムカップ出場9回は最多で、最後に出場したのは前々回の2011年。獲得ポイント18.5も最多でまさに主将にふさわしい。米国チームは過去13回のうち8勝と勝ち越しているが、2連敗中とあって来年の大会は必勝態勢が強いられる。その中心となる主将が決まったことで、選手候補たちの気持ちもさらに盛り上がるに違いない。(STATS-AP)