国内女子ツアーのヨネックスレディスゴルフトーナメントは7日、新潟県のヨネックスカントリークラブを舞台に最終ラウンドの競技を終了。2006年大会覇者の大山志保が4バーディ、3ボギーの1アンダー71で回り、通算10アンダーで今季初、ツアー通算16度目の優勝を達成した。

　首位タイからスタートした大山は8番までに3バーディ（1ボギー）を奪取。9番、10番で連続ボギーを叩き、その後はスコアカード通りの我慢の展開が続くも、最終18番で値千金のバーディを奪い、最終組を一緒に回ったテレサ・ルー（台）、表純子の2人を振り切って栄冠を手にした。

　1打差の単独2位はルー。トップと2打差から出ると、後半12番のバーディで通算9アンダーとするも、14番パー3のボギーで一歩後退。最終18番でこの日4つ目のバーディを奪ったが、あと一歩のところで2週連続優勝を逃した。表は前半に通算10アンダーまでスコアを伸ばすも、後半はバーディなしの2ボギーと失速。通算8アンダーの単独3位に終わっている。

　その他上位陣は、通算7アンダー単独4位に古屋京子、通算5アンダー単独5位に今季1勝の菊地絵理香。通算4アンダー6位タイに渡邉彩香、O.サタヤ（タイ）ら4人、通算3アンダーの10位タイには金田久美子、アン・ソンジュ（韓）ら4人が入った。また、今大会で連覇を経験している全美貞（韓）は通算イーブンパー21位タイで3日間の競技を終えた。

　このほか、昨季大会覇者の成田美寿々は1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー75でホールアウトし、上田桃子らと並ぶ通算2オーバー34位タイ。ホステスプロの若林舞衣子、現在賞金ランキング1位のイ・ボミ（韓）は通算3オーバーで41位タイとなった。今季2勝目を目指した藤田光里は通算4オーバー47位タイでフィニッシュしている。

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