藍、6位タイ好発進! 美香は出遅れ…
2013年8月30日(金)午後0:38
宮里藍が久々の優勝に意欲を燃やしている。
米女子ツアーのセーフウェイ・クラシックは現地時間29日、オレゴン州のコロンビア・エッジウォーターCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。8アンダー64でプレーしたポーナノン・パットラム(タイ)が単独首位に立ち、レクシー・トンプソン(米)が1打差の単独2位で追走、さらに1打差の3位タイでクリスティー・カー(米)、サンドラ・ガル(ドイツ)、リゼット・サラス(米)の3人が追う展開となっている。
藍は首位に3打差の5アンダー67をマーク。元ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のヤニ・ツェン(台)や、現在No.2のステイシー・ルイス(米)らと並ぶ6位タイにつけた。この日はインスタートの前半に3つのバーディを奪うと、後半1番、5番でボギーを叩いたものの(2番ではバーディ)、上がり4ホールで3つスコアを伸ばしてみせた。
ショットも好調で18ホール中16ホールでパーオンに成功している。今季はなかなか優勝に手が届かず、全英リコー女子オープンではまさかの予選落ち。悔しい思いを味わってきたが、今大会は2010年に優勝を経験している相性の良い大会だ。ツアーはこれから終盤戦に突入するが、大詰めでの通算10勝目となるだろうか。
また、有村智恵も4アンダー68でプレーして首位と4打差の20位タイとまずまずのスタートを切った。2週後の今季メジャー最終戦 エビアン選手権は、ディフェンディング・チャンピオンとなる国内女子ツアーの日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯と日程がぶつかるために欠場が決まっている。その前に待望のツアー初優勝といきたいところだ。
その他の日本勢では、上田桃子が3アンダー69の35位タイ、連覇を狙う宮里美香は1アンダー71の76位タイとやや出遅れた。片平光紀は1オーバー73の117位タイで初日を終えている。