欧州男子
伊藤、無念の予選落ち A.カニサレス首位キープ
2014年3月15日(土)午前10:24
18歳の伊藤誠道が欧州ツアーの分厚い壁に跳ね返された。
モロッコ王宮内のゴルフ・デュ・パレロワイヤルで開幕した同ツアーのハッサンII世トロフィは現地時間14日、第2ラウンドの競技を終了。初日38位タイと予選突破圏内につけた伊藤だったが、この日は前半(インスタート)バーディを4つ奪いながらダブルボギー2つを叩いてスコアを伸ばせず。
そこまでは我慢のゴルフを続けていたが、後半に入り最初のパー3でダブルボギーを叩くと、後は緊張の糸が切れたかのように3つボギーを追加し5オーバー77でホールアウト。3つのダブルボギーに足を引っ張られカットラインに3打及ばず通算4オーバー94位タイで残念ながら予選落ちを喫した。
上位陣は初日『62』をマークし飛び出したアルハンドロ・カニサレス(スペイン)が4アンダーにスコアをまとめ、通算14アンダーで単独トップの座をキープ。1打差の単独2位に前日と変わらずセベ・ベンソン(英)がつけ、通算9アンダー単独3位にラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)。
31歳のカニサレスは今季すでにトップ10に2度入るなど好調。「ゴルフの調子はすこぶる良い。あまり余計なことを考えず流れに身を任せ週末も楽しみたい」と8年ぶりのツアー2勝目に意欲を見せた。