リディア・コ16歳で連覇に挑む、ダブル宮里も参戦
2013年8月22日(木)午前11:21
スーパーアマチュア、リディア・コ(ニュージーランド)が米女子ツアーで連覇に挑む。
欧米対抗戦ソルハイムカップは欧州の圧勝で幕を下ろしたが、その余韻が残る現地時間22日、同ツアーのCNカナディアン女子オープンがカナダのロイヤル・メイフェアGCを舞台に開幕。リディア・コは15歳のアマチュアとして出場した昨季大会でツアー史上最年少優勝を飾り世界を驚かせたが、その後もしっかりと実力をアピールし続けている。
予選ラウンドでは、ソルハイムカップ最終日のシングルス戦でメジャー覇者でもあるポーラ・クリーマー(米)相手に大勝し、チームに大きく貢献した17歳のチャーリー・ハル(英)と、プロデビュー戦だったカナダ女子ツアーでの優勝により今大会の出場権を獲得した22歳のジェニファー・カービー(カナダ)という台頭著しい若い2人と一緒にプレーするリディア・コ。新しい世代の第一人者として連覇でライバルたちに実力を見せつけたいところだ。
負けてはいられないのが先輩プロたち。特にソルハイムカップで初の地元敗戦を喫した米国チームのメンバーは、ズタズタになったプライドを立て直すためにもここで結果を出したい。
クリーマー、ステイシー・ルイス(米)をはじめとした実力者は、16歳になったリディア・コに苦汁を飲まされることなく、“ゴルフ王国”アメリカの強さをアピールするべく戦いに立ち向かう。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1で今季メジャー3勝のインビー・パーク(韓)ももちろん参戦。全英リコー女子オープンでメジャー4連勝は逃したものの、再びその力を示してくれるに違いない。
日本勢は宮里藍、宮里美香、上田桃子、有村智恵の4人が出場。それぞれが残り少ないシーズンの中で結果を出すべく全力で挑む。