N.チェが単独首位浮上! 佐伯単独2位、比嘉8位タイ
2013年8月3日(土)午前8:23
メジャー2勝目に向け今季未勝利のチェ・ナヨン(韓)がエンジン全開だ。
ゴルフ発祥の地、セントアンドリュース オールドC(スコットランド)を舞台に現地時間2日に行われた米女子ツアー今季メジャー第4戦、第37回 全英リコー女子オープン第2ラウンド。6バーディ、1ボギーの5アンダー67をマークしたチェが通算10アンダーまでスコアを伸ばし単独トップに浮上した。
1打差の単独2位にこの日4番と7番のパー4で第2打を直接カップに沈めて2イーグルを奪った佐伯三貴が続き、初日のトーナメントリーダーのひとりモーガン・プレッセル(米)が通算8アンダー単独3位の好位置をキープした。
また、初日38位タイとやや出遅れたスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が5アンダー67の好スコアで通算7アンダー。リー・ジヨン(韓)、ニコル・キャストラール(米)と並び4位タイに浮上した。
一方、メジャー4大会連続Vの大記録がかかるインビ?・パーク(韓)は3バーディ、4ボギーで1つスコアを落とし、通算2アンダー22位タイ。「こんなにプレッシャーがかかることってありません。でも重圧があり過ぎて逆に何も怖くなくなりました」と開き直った女王にもまだ勝機は残されている。奇しくもトップに躍り出たのはアマチュア時代から凌ぎを削って来た同世代のライバル、チェ。パーク vs. チェのライバル対決にも注目だ。
佐伯以外の日本勢は、ルーキーの比嘉真美子がノーボギーの快調なラウンドで通算5アンダー8位タイと健闘。通算1アンダー30位タイに上原彩子がつけ、通算1オーバーの宮里美香と森田理香子はカットラインぎりぎりの59位タイで予選をクリアした。しかし初日好発進を切っていた宮里藍は13番パー4で『9』を叩き、通算4オーバー83位タイで無念の予選落ちを喫した。
また、横峯さくらは通算6オーバー104位タイ、上田桃子は通算7オーバー119位タイ、有村智恵は通算9オーバー133位タイと実績のある選手たちが決勝ラウンド進出を逃している。
≪全英リコー女子オープン放送予定≫
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