日本勢続伸ならず… さくら63位タイ、藍70位タイ
2014年4月6日(日)午前11:20
予選を突破した日本勢3人は揃ってムービングデーに順位を上げることが出来なかった。
米女子ツアー今季メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権は現地時間5日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCC ダイナ・ショア・トーナメントCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。初日出遅れた日本勢は2日目に巻き返した横峯さくら、宮里藍、野村敏京が決勝ラウンド進出を決めたが、3日目はメジャーの分厚い壁に跳ね返され後退を余儀なくされた。
前日2アンダー70をマークし36位タイまで順位を上げていた横峯だったが、この日は打って変わってボギーが先行する苦しいラウンド。前半を2オーバー38で折り返すと、ようやくバーディが来たのは14番(パー3)になってから。しかし直後の3ホールでボギー、ダブルボギー、ボギーとスコアを大きく崩し、最終18番をバーディで締めくくったものの5オーバー77の大誤算。通算6オーバー63位タイに後退した。
また、前日予選落ちの危機を脱し「失うものはない。(3日目は)攻めて行きたい」とアグレッシブなプレーを誓った藍は、270ヤードのビッグドライブを武器に決勝ラウンド進出を決めた15歳のアマチュア、エンジェル・イン(米)とのラウンドにセカンドオナーを強いられチャンスを作れず。1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの4オーバー76を叩き、通算8オーバー70位タイに低迷している。
さらに、クラフト・ナビスコ選手権初挑戦の野村もバーディを1つしか奪えず(2ボギー、1ダブルボギー)3オーバー75を叩き、通算6オーバー63位タイにとどまった。
上位には注目の若手がズラリ。通算10アンダーで19歳のレクシー・トンプソン(米)とミッシェル・ウィー(米)が首位に並び、通算8アンダー3位タイには昨年ソルハイムカップ(欧米チーム対抗戦)に出場し話題になった18歳のチャーリー・ハル(英)と36歳の朴セリ(韓)が並ぶ展開となっている。
その他、通算6アンダー5位タイにクリスティー・カー(米)ら、通算5アンダー7位タイにフォン・シャンシャン(中)らがつけ、ステイシー・ルイス(米)が通算4アンダー9位タイ。連覇がかかるインビー・パーク(韓)は通算1オーバー34位タイにとどまっている。
尚、上原彩子、宮里美香、有村智恵の各選手は決勝ラウンド進出を逃している。