コース変更は日本勢にチャンス? ダブル宮里、横峯ら5人が参戦
2015年6月3日(水)午後1:32
(写真提供:Getty Images)
米女子ツアーのマニュライフLPGAクラシックは現地時間4日、カナダのホイッスル・ベアーGCを舞台に開幕。日本勢は宮里藍、宮里美香、横峯さくら、上原彩子、野村敏京の5人が出場する。
過去3大会は同国のグレー・サイロGCで開催されていたが、今年から舞台が移動。グレー・サイロGCはバーディ合戦となりやすく、昨季大会はインビー・パーク(韓)が最終ラウンドに「61」をマークし、通算23アンダーで優勝。しかし、ホイッスル・ベアーGCはより難しくなるとの評判だ。
すでに練習ラウンドをこなしている地元カナダのロリー・ケーンは、両コースにはいくつか共通点があるとしながらも、グリーンの起伏は新しいコースのほうが多いと証言。また、風が吹く可能性もあり、そうなると難コースに早変わりするとも分析した。
日本勢は旧コースと相性が良くなかったため、コース変更は大歓迎かもしれない。藍は2012年と2014年に出場し、2度とも予選落ち。2013年には美香と上原が決勝ラウンドに進めず、最高位は昨年の野村の45位タイ。沖縄出身選手は強風にも慣れているため、全員が同条件ならむしろ優位に働く場合もあるだろう。
このほか、新星ブルック・ヘンダーソンの登場により盛り上がりを見せている地元カナダ勢も、ギャラリーを沸かせられるか注目。今大会はブルックの妹ブリタニーがツアーデビューを果たすなど、カナダから10人の選手が出場する。
ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のリディア・コ(ニュージーランド)、ディフェンディング・チャンピオンのパークら優勝候補もやはり顔をそろえる。
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