S.ルイスを筆頭に快進撃を見せる米国勢!
2014年7月9日(水)午前11:04
米女子ツアーのシーズンメジャー第3戦、第38回 全英リコー女子オープンはイングランドの名門ロイヤル・バークデイルGCを舞台に例年よりおよそ3週間早い現地時間7月10日(?13日)に熱戦の火ぶたが切られる。
昨年大会を制したのは大方の予想を覆したステイシー・ルイス(米)。逆転でのメジャー通算2勝目は、アジア勢の11大会連続メジャーVを阻むと同時に、アメリカにとって誇りを取り戻すうえで非常に大きな1勝となった。今シーズンのアメリカ勢の躍進はここに端を発したと言っても過言ではない。
前戦のウォルマートNWアーカンソー選手権でも“ワンツー”を飾ったのはルイス(優勝)やクリスティー・カー(米/2位タイ)、アンジェラ・スタンフォード(米/2位タイ)だった。今年は2戦連続優勝&連覇を狙うルイスをはじめ、クラフト・ナビスコ選手権を制したレクシー・トンプソン、全米女子オープンで誰もが待ちに待ったメジャーVを果たしたミッシェル・ウィーなどのアメリカ勢が大会の中心となっていくだろう。
一方、ここ数年メジャーを独占してきたアジア勢は今シーズンなかなか実力を発揮出来ていない。思えば昨年大会が幕を開けたとき、スポットライトを一身に浴びていたのはメジャー4連勝がかかったインビー・パーク(韓)だった。しかし、結果は最終日に「78」を叩いて42位タイ。それまでの前半戦で6勝を挙げながら、以降まるで呪いにでもかかったように優勝からは遠ざかってしまった。苦い記憶を新しく塗り替えるためにもリベンジVを狙っているはずだ。
その他、メジャー初Vを狙う世界ランキングNo.2のリディア・コ(ニュージーランド)、スーザン・ピーターセン(ノルウェー)、カリー・ウェブ(豪)、リュウ・ソヨン(韓)、フォン・シャンシャン(中)ら有力選手が参戦。日本からは米ツアー常駐組の宮里藍、宮里美香を筆頭に、昨年大会で共に7位タイに入った佐伯三貴&比嘉真美子など実に11人が出場する。
≪全英リコー女子オープンゴルフ選手権放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/RWBO2014/