元祖天才少女はソルハイムカップに出場出来るのか…?
2013年7月8日(月)午前11:53
米女子ツアーは目下、来月に迫った欧米チーム対抗戦ソルハイムカップ(現地時間8月16?18日/米コロラド州、コロラドGC)の話題で持ち切りだ。
アメリカとヨーロッパが名誉と威信をかけてチーム戦で激突するこの大会。ツアーを席巻するアジア勢を尻目に、欧米の選手たちはこの一戦にすべてをかけているといっても過言ではない。
特に地元でカップ奪還(前回はヨーロッパが勝利)を目指すアメリカ勢はメンバー入りを目指して誰もが必死。出場メンバー12名のうち8名は成績をポイントに換算するソルハイムカップポイントランキングの上位者が選ばれ、2名がロレックスランキング(女子世界ランキング)上位者、残りの2名がキャプテン(メグ・マローン)推薦によって出場権を得ることになる。
今回ポイントランク上位に18歳のレクシー・トンプソン(米)と20歳のジェシカ・コルダ(米)が名を連ね、初出場をほぼ手中に収めている一方で、出場が危ういのが元祖天才少女としてこれまで散々もてはやされてきたミッシェル・ウィー(米)だ。
現在ポイントランクは12位、ロレックスランキング84位と自力での出場は難しい。残るはキャプテン推薦の2枠のみ。今季メジャー第2戦のウェグマンズLPGA選手権で久々に上位争いを演じ9位タイに入っているが、予選落ち6試合、棄権1試合と印象はあまり良くない。知名度を取ってウィーをメンバーに入れるか、それとも上り調子の選手を選ぶのか? マローンの決断に注目が集まっている。