イルヒー・リー、逆転でツアー初V! 美香4位タイ、藍13位タイ
2013年5月27日(月)午前9:29
1ラウンド12ホール、通算36ホールの変則で行われた新規トーナメントで宮里美香が今季初のベスト10入りを果たした。
米女子ツアー史上初めてバハマで開催されたピュアシルク・バハマLPGAクラシック(オーシャンクラブGC)は、大会前の豪雨の影響でコースの一部が水に浸かり、1ラウンド12ホール開催という異例の試合方式が採用されたが、現地時間26日に行われた最終ラウンドで美香は4バーディ、2ボギーの2アンダー45(パー47)をマークし通算7アンダーでホールアウト。記念すべきツアー初優勝を飾ったイルヒー・リー(韓)に4打差の4位タイに食い込んだ。
今季は出場6試合中2試合で予選落ち、最高位はホンダLPGAタイランドの33位タイと本来の力を発揮出来ずにいた美香。しかしここに来て粘り強いゴルフが甦り、忍耐力が試される変則トーナメントでシーズン初のトップ10入りと相成った。
5位タイから逆転でツアー初Vを飾ったイルヒー・リーはこの日ノーボギーの5アンダー(42)をマーク。通算11アンダーで単独2位に食い込んだイレーヌ・チョー(米)に2打差をつけた。ちなみにチョーはこの日11番パー5で残り118ヤードの3打目を直接カップに捩じ込んでイーグルを奪ったほか、5バーディを量産して7アンダー40をマーク。42人をごぼう抜きして単独2位に入っている。
また通算8アンダー単独3位にアンナ・ノルドクビスト(スウェーデン)、美香と同じ4位タイにポーラ・クリーマー(米)、カリーン・イシャー(仏)、クリスティー・カー(米)他が並んだ。
美香以外の日本勢は1アンダー46にスコアをまとめた宮里藍が通算5アンダーで前日の25位タイから13位タイに順位を上げたが、有村智恵は通算2オーバー88位タイに終わっている。