世界ランキング506位のJ.コロモが単独首位!
2012年11月16日(金)午前11:07
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープン初日(現地時間15日、香港GC)、並み居る実力者たちをよそに6バーディ、ノーボギーの猛攻を見せたハビ・コロモ(スペイン)が単独首位に立った。
現在28歳のコロモは昨年、欧州チャレンジツアー(下部ツアー)の出場権を失い、アジアンツアーのQTを受験。今年から同ツアーでプレーしており、ISPSハンダ・シンガポール・クラシックの2位タイを含むトップ10入りが3回など、賞金ランキングは33位とまずまずの位置につけている。
だが、それでも世界ランキングはまだ506位。しかし、世界ランクNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)を筆頭に、実力者たちが出場しているこの大会で上位に入れれば、大きくランクアップできるとあって気合十分だ。
「(アジアン)ツアーで最初のシーズンだったので、最初の半年は僕と妻にとってとても大変だった。でも、今はすごく心地よくなってハッピーだ。パーフェクトだよ」と、笑顔を見せるたくましさを持っている。それでもアジアよりレベルが高い、地元の欧州ツアーでプレーしたい気持ちが強いのは言うまでもない。両ツアー共催の今大会で勝って、その夢を実現すべく残り54ホールに挑む。
コロモに1打差の2位タイには48歳のベテラン、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、アンドリュー・ドット(豪)の2人。2週連続優勝を狙うマッテオ・マナセロ(伊)が3アンダー67で9位タイにつけ、片岡大育が2アンダー68の17位タイ。世界ランクNo.1のマキロイは3オーバー73で93位タイと連覇が苦しくなった。