M.マナセロ、2週連続Vへ好発進! R.マキロイ大きく出遅れ
2012年11月16日(金)午前10:11
マッテオ・マナセロ(伊)が2週連続優勝に向けて好スタートを切った。
欧州、アジアン両ツアー共催のUBS香港オープン第1ラウンド(現地時間15日、香港GC)は、6アンダー64でプレーしたハビ・コロモ(スペイン)が単独首位に立ち、1打差でミゲール・A・ヒメネス(スペイン)、アンドリュー・ドット(豪)の2人が追う展開だ。
先週のバークレイズ・シンガポール・オープンを制し、欧州史上初の10代でツアー3勝目を達成したマナセロは、3アンダー67で9位タイと2週連続優勝に向けて上々の滑り出しとなった。
この日は世界ランキングNo.1で、欧米両ツアー同時賞金王に輝いたばかりのローリー・マキロイ(北アイルランド)と同じ組でプレー。調子が上がらず3オーバー73で93位タイと大きく出遅れたマキロイを尻目に、マナセロは4バーディー、1ボギーで回り欧州ツアーでの記録を伸ばそうとしている。
一方のマキロイは「先週、レース・トゥ・ドバイ(欧州ツアー賞金王)のタイトルを決めた後で、少し気持ちが落ちたかもしれない。プレーは悪くないから、頭の中を切り替える必要があるだろう。そうすればOKだと思う」とコメント。後輩のマナセロを前にいいところが見せられなかった初日を反省し、2日目の巻き返しに意欲を燃やしている。
日本勢としてただ一人出場している片岡大育は、2アンダー68で首位から4打差の17位タイ。このまま安定したプレーを続け、世界のトッププレーヤーたちが集結している大会で上位に入り実績を重ねたいところだ。
その他の主な選手ではホセ・マリア・オラサバル(スペイン)、Y・E・ヤン(韓)のメジャー王者2人が4アンダー66で4位タイにつけ、マット・クーチャー(米)が1アンダー69で27位タイ。パドレイ・ハリントン(アイルランド)が1オーバー71で54位タイ、ジョン・デイリー(米)が2オーバー72で75位タイとなっている。