母国OPでスペイン勢健闘! S.ガルシア、M.A.ヒメネス1差2位タイ
2014年5月16日(金)午前11:47
母国のナショナルオープンタイトルに向けてスペイン勢が健闘している。
欧州ツアーのオープン・デ・エスパーニャは現地時間15日、スペインのPGA カタルニア・リゾートを舞台に第1ラウンドの競技を終了。4アンダー68でプレーしたエディ・ペパレル(英)が単独首位に立ち、これを8人が1打差で追走しているのだが、ここにつけているのが今季好調のセルヒオ・ガルシアを筆頭とした3人の地元勢だ。
前週の“第5のメジャー”ザ・プレーヤーズ選手権で単独3位に入ったガルシアは、今大会でも1イーグル、3バーディ、2ボギーと好調をキープ。「昨夜は時差ボケで4時間くらいしか眠れていないのにこのラウンドならいいかな。スイングが素晴らしいとは感じていないけどチャンスにはバーディが取れたし、上手くプレーをマネジメント出来たと思っている」と笑顔で地元のビッグタイトルを獲りにいく。
ベテランのミゲール・A・ヒメネスも負けてはいない。昨年12月の香港オープンで49歳337日のツアー最年長Vを達成し、先日の米チャンピオンズツアーデビュー戦で優勝した元気いっぱいの50歳もガルシアと同じ位置につけている。さらにラファエル・カブレラ-ベロも同スコアでプレーしており、大事なタイトルを他国勢に渡してなるものかという気持ちがプレーに表れている。
この3人と同じ位置には、隣国ポルトガルのホセ-フィリペ・リマや、ピーター・ユーライン(米)、リッチー・ラムゼイ(スコットランド)らもひしめいており、混戦必至の展開だ。
その他の主な選手は、ロス・フィッシャー(英)が2アンダー70の10位タイ、パブロ・ララサバル(スペイン)がイーブンパー72で31位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのラファエル・ジャクリン(仏)は、エドアルド&フランセスコのモリナリ兄弟(伊)やゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)らとともに1オーバー73の49位タイ。アルバロ・キロス(スペイン)、マッテオ・マナセロ(伊)、トーマス・レベ(仏)は2オーバー74の69位タイとやや出遅れている。