G.フェルナンデス-カスタノ逆転V M.マナセロは3位タイ
2012年9月17日(月)午前7:46
バーディ合戦となった最終日、ノーボギーの8アンダー64をマークしたゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)が逆転でツアー通算6勝目を飾った。
欧州ツアー、BMWイタリア・オープン(イタリア、ロイヤルパーク1世ロベリ)は現地時間16日、最終ラウンドの競技を終了。この日単独2位からスタートしたフェルナンデス-カスタノが4連続を含む8バーディを量産。通算24アンダーまでスコアを伸ばし逆転Vを達成した。
2打差の単独2位に前日のトーナメントリーダー、ガース・モルロイ(南ア)が入り、自国のナショナルオープン制覇を狙ったマッテオ・マナセロ(伊)が最終日に9バーディ(1ダブルボギー)の猛チャージで7アンダー65をマーク。通算20アンダーとしグレゴリー・ボーディ(仏)とともに3位タイに食い込んだ。
ライダーカップ(現地時間28?30日/米イリノイ州、メダイナCC)出場組ではマーティン・カイマー(独)とニコラス・コルサーツ(ベルギー)が通算18アンダーで5位タイに入り、月末に迫った欧米チーム対抗戦に弾みをつけた。
「ライダーカップのメンバーに選ばれなかったことは悔しいけれど、もちろん優勝は格別」と31歳のフェルナンデス-カスタノ。「このコースでプレーするのは初めてだったのですべてが初体験の連続。キャディの言う通りに淡々と仕事をした。イライラせず、自分にプレッシャーをかけず、落ち着いてプレー出来たのが良かった」と大会を振り返った。
その他、2大会連続ライダーカップメンバーに選出されたフランセスコ・モリナリ(伊)が最終日に「65」の好スコアをマークし、通算10アンダー46位タイでフィニッシュ。ディフェンディング・チャンピオンのロバート・ロック(英)も最終日にして9アンダー63の猛チャージで46位タイ。ライダーカップの欧州チームキャプテン、ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)は通算7アンダー63位タイに終わっている。