KLMオープン ライダーカップデビューを前に燃えるN.コルサーツ!
2012年9月6日(木)午前11:41
ニコラス・コルサーツ(ベルギー)が、初出場のライダーカップ(現地時間28?30日/米イリノイ州、メディナーCC)を前に、隣国オランダでプレーする。
今季、欧州ツアーのボルボ世界マッチプレー選手権で優勝し好調のコルサーツは、強豪ぞろいの欧州勢の中でたった2人にしか与えられない主将推薦をゲット。ホセ・マリア・オラサバル(スペイン)主将からそのことが発表されて以来、初登場となる現地時間6日開幕の同ツアーのKLMオープン(オランダ、ヒルフェルスムGC)では一気に注目度がアップしている。
経験豊富な選手が多い欧州チームにあって、コルサーツは唯一のライダーカップ初出場。29歳とツアーでの経験はまずまず積んでいるが、名誉を賭けた戦いは独特の緊張感があるだけに、ドキドキしながらデビューの時を待っている。
今大会の組み合わせも、ライダーカップに備えた粋なものだ。予選ラウンドでは主将であるオラサバル、チームメイトのマーティン・カイマー(独)と一緒にプレー。試合に集中しつつも、ライダーカップの話に花が咲くのは間違いなく、気持ちはさらに盛り上がるだろう。
「ここは自分が育ったコースにすごくよく似ている。周りの人々もいつもすごく親切なんだ。自分の家系にはオランダ人の血も入っていて、ここでプレーするのはいつもうれしいんだ」と、母国ベルギーの隣国であるオランダでのナショナルオープンに向けて、やる気満々のコルサーツ。ライダーカップのメンバーになったことで、母国もヒートアップしているだけに、大一番を前に結果を出したいところだ。
その他に、連覇で大会4勝目を狙うサイモン・ダイソン(英)、ロバート・カールソン(スウェーデン)、マッテオ・マナセロ(伊)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らも出場。大会を盛り上げる。