G.ボーディ単独首位! 前週優勝のP.ローリーは6打差33位タイ
2012年8月31日(金)午前10:49
美しいスイスアルプスに見守られながらグレゴリー・ボーディ(仏)が大会を引っ張っている。
欧州、アジアン両ツアー共催のオメガ・ヨーロピアン・マスターズ第1ラウンド(現地時間30日/スイス、クラン・シュル・シエール)は、ノーボギーの8アンダー63でプレーしたボーディが、フレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)、オリバー・フィッシャー(英)に2打差をつけ単独首位に立った。
「すごい1日だった。これ以上のプレーができるとは思えない。ミスショットはたった1つだけ。それでもパーセーブできた。すごくポジティブにやれたので最後までよかった」と、2009年のUBS香港オープン以来のツアー4勝目に向けて明るい表情を見せた。
首位に3打差の4位タイにデビッド・ハウエル(英)ら5人がつけ、トップから5打差以内に32人がひしめく大混戦。前週優勝のポール・ローリー(スコットランド)は2アンダー69で回ったもののそれでも33位タイ、イーブンパー71でラウンドしたマッテオ・マナセロ(伊)は70位タイに甘んじている。
一方、約1か月後に迫ったライダーカップの欧州チーム主将、副主将たちは悪戦苦闘を強いられた。主将のホセ・マリア・オラサバル(スペイン)、副主将のダレン・クラーク(北アイルランド)、ポール・マクギンリー(アイルランド)の3人が、1オーバー72でプレーして92位タイ。さらに副主将でディフェンディング・チャンピオンのトーマス・ビヨーン(デンマーク)が3オーバー74で128位タイ、ミゲール・A・ヒメネス副主将(スペイン)が6オーバー77で145位タイといずれも出遅れ。チームワークを深めるだけの大会になってしまいそうな気配だ。