P.ローリー逃げ切りV! C.モンゴメリーは今季初ベスト10
2012年8月27日(月)午前10:00
地元の大ギャラリーが見守る中、ポール・ローリー(スコットランド)が危なげないゴルフで優勝を飾った。
欧州ツアーのジョニー・ウォーカー選手権(スコットランド、グレンイーグルス・ホテル)は現地時間26日、最終ラウンドの競技を行い、前日後続に1打差をつけ単独トップに立っていたローリーが、一度も首位の座を譲ることなく逃げ切って今季2勝目を挙げた。
この日のローリーは2番のバーディでリードを広げると、15番で唯一のボギーを叩いたものの5バーディを奪って4アンダー68でホールアウト。通算16アンダーとし、単独2位に食い込んだブレット・ランフォード(豪)に4ストロークの大差をつけて圧勝を飾った。
「なぜかスコットランドに帰って来ると落ち着いてプレー出来る。何があってもどっしりと構えていられるんだ」と1999年の全英オープンチャンピオン。「今週はショットがキレて今季ベストの状態だった。最高のゴルフが出来て本当に良かった」と圧勝に満足げのローリー。まさに来月アウェイで行われる欧米チーム対抗戦のライダーカップ(現地時間9月28?30日/米イリノイ州、メディナーCC)に弾みをつける1勝。1999年以来の出場となるが、欧州チームにとってローリーは頼りになる存在になりそうだ。
また今週は地元スコットランド勢が気を吐いた。欧州ツアー31勝の大ベテラン、コリン・モンゴメリー(スコットランド)が2日目以降60台を貫き、通算10アンダーでリッチー・ラムゼイ(スコットランド)、スティーブン・ギャラハー(スコットランド)らと並び6位タイ。モンゴメリーにとって今季初のベスト10入りとなった。
その他、通算11アンダー3位タイにフレデリック・アンダーソンヘッド(スウェーデン)、マーテン・ラフェバー(オランダ)、ロメイン・ウォッテル(仏)の3人。モンゴメリーと同じ6位タイにこの日5アンダー67と爆発したフランセスコ・モリナリ(伊)が入っている。