欧州ツアー 全英OP前哨戦でL.ウーストハウゼン、L.ドナルドらが激突!!
2012年7月12日(木)午前11:29
一昨年の全英オープン王者、ルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、プレーオフ負けを喫したマスターズでの悔しさを糧に、さらなる飛躍を誓っている。
全英オープン(現地時間19?22日/英国、ロイヤルリザム&セントアンズGC)を翌週に控え、トッププレーヤーたちが最後の実戦に臨む欧州ツアー、アバディーン・アセット・マネジメント・スコティッシュ・オープン(スコットランド、キャッスル・スチュワートGL)が現地時間12日に開幕。今年のマスターズで優勝まであと一歩に迫りながら、ブッバ・ワトソン(米)との決戦の末に涙を飲んだウーストハウゼンが、リンクスを前にして元気いっぱいだ。
ゴルフの聖地、セントアンドリュースでメジャー初タイトルを手にした男らしく、「スコットランドは、ゴルフには最高の場所。ここは特別な場所だし、リンクスのコースを歩くと本当に特別な感じがする。ここでゴルフをすると何かが違う。いろいろなショットができるから」とリンクスへの思いを口にした。それだけに「リンクスでは天気が悪くなくちゃ。雨が降って風が吹かないとね」と、悪天候でコンディションが難しくなるのを大歓迎する姿勢を見せている。
今季はシーズン序盤に欧州ツアーで2勝を飾っているが、さらに勝ち星を重ねるべくリンクスでの戦いに準備万端。「土曜日に(コーチの)ピート(コーウェン)と練習してわかったことがあるんだ。いいショットが出始めた。自信を持って来週に臨むためにも、今週いいプレーをしなくちゃね」と、2つ目のメジャータイトルを視野に入れてやる気満々だ。
世界ランキングNo.1のルーク・ドナルド(英)やメジャー3勝のアーニー・エルス(南ア)や、全英初優勝に意欲を燃やすフィル・ミケルソン(米)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、先週復活優勝したマルセル・シエム(独)、マーティン・カイマー(独)、フランセスコ・モリナリ(伊)らも参戦。全員がメジャーに備えつつ、リンクスで格闘する。