ツアー初優勝を狙うD.ウィレット、混戦抜け出し一歩リード
2012年6月24日(日)午前9:24
5打差に18人がひしめく混戦の中、優勝経験のない3人が上位を独占している。
欧州ツアーのBMWインターナショナル・オープンは現地時間23日、ドイツのガットラーケンホフGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。この日2位タイからスタートしたダニー・ウィレット(英)が6バーディ、3ボギーの3アンダー69をマークし、通算12アンダーで単独トップに立った。
1打差の2位タイに前日のトーナメントリーダー、ジョエル・ショーホルム(スウェーデン)とクリス・ウッド(英)が並び、通算10アンダー4位タイにキース・ホーン(南ア)とマーカス・フレイザー(豪)。また、トーマス・ビヨーン(デンマーク)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)といった実力者が通算7アンダー11位タイにつけ最終日の逆転を虎視眈々と狙っている。
単独トップに立ったウィレットは弱冠24歳。これまでツアーで19回トップ10がありながら、優勝まではまだ手が届いていない。「今日はボールのコントロールが上手くいきました。風が回って難しいコンディションの中、ドライバーが冴えてたのが勝因。明日はやるべきことをきっちりやらなければなりませんね。絶好のポジションからの挑戦が楽しみです」と念願の初Vに照準を合わせた。
初優勝に挑むのは2位に並ぶウッドとショーホルムも同じ。果たして3人の中から初Vの壁を突き破る選手は出るのだろうか?
尚、今大会出場選手中、世界ランキング最上位(13位)につける地元期待のマーティン・カイマー(独)は予選ですでに姿を消している。