国内女子ツアーの新規トーナメント、アース・モンダミンカップは22日、千葉県のカメリアヒルズカントリークラブを舞台に第1ラウンドの競技を終了。3年連続賞金女王を目指すアン・ソンジュ（韓）がノーボギーの8アンダー64をマークして単独首位に立つ中、今季初勝利を目指す横峯さくらが上がり5ホールで4つのバーディを奪うなど、5アンダー67で回ってアンに3打差の2位タイと好発進を切った。また、今季2勝目を狙う有村智恵も4アンダー68の6位タイと好位置につけている。

　4月のサイバーエージェント レディスゴルフトーナメントで有村が優勝したのを最後に7週連続で外国勢に優勝を奪われている日本勢。それを阻止すべく、今季いまいち調子の上がっていなかった横峯が会心のゴルフを披露した。出だし3ホールで2つのバーディを奪うなど幸先の良い滑り出しを見せると、11番でこの日唯一のボギーを叩くも14番からの上がり5ホールで4つスコアを伸ばして5アンダー67をマークした。

　さらに、前週2位タイと好調の有村も好ポジションを確保した。3番、5番でバーディを奪い2アンダーで折り返すと、12番でもバーディ。終盤の16番でボギーを叩くも、最終18番をイーグルで締めて4アンダー68で回り、アンに4打差の6位タイでホールアウトしている。

　その他上位勢は、横峯と同じ2位タイに今季2勝の李知姫（韓）、服部真夕、豊永志帆がつけ、有村と並ぶ6位タイに現在賞金ランクトップの全美貞（韓）、野村敏京、木戸愛らが続いている。

　また、賞金ランク2位につける笠りつ子は4バーディ、1ボギーの3アンダー69でプレーして諸見里しのぶ、藤本麻子らと並んで12位タイ。森田理香子は5バーディ、1ボギー、1ダブルボギーの2アンダー70で回り、前週優勝のシン・ヒョンジュ（韓）、不動裕理、佐伯三貴ら実力者と共に19位タイの好位置で初日の競技を終えている。