J.ウォーカー早くも2勝目 谷原は8位タイで終戦
2014年1月13日(月)午後0:38
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2013-2014シーズン開幕戦フライズ・ドットコム・オープンでプロ13年目にして初優勝を飾ったばかりのジミー・ウォーカー(米)が、混戦を抜け出して早くもツアー2勝目を達成した。
米男子ツアーの2014年フルフィールド初戦ソニー・オープン・イン・ハワイは現地時間12日、ハワイ州のワイアラエCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。中盤まで混戦模様を呈したが、終盤の15番から3連続バーディを奪ったウォーカーが抜け出し7アンダー63をマーク。通算17アンダーまでスコアを伸ばし、前日の4位タイから逆転で優勝をものにした。
「極力ミスを抑えてボギーを叩かないゴルフが出来た」とノーボギーの完璧なラウンドでトロフィを引き寄せたウォーカー。初優勝までは苦難の道のりが続いたが、1つ勝ってからは「経験を実戦に生かせるようになった」と別人のゴルフ。最後は最終組のクリス・カーク(米)がグリーン外からチップインイーグルならプレーオフという状況だったが、カークのアプローチがオーバーしてバーディ止まり。先にホールアウトしていたウォーカーが1打差で栄冠に輝いた。
その他上位陣は、通算15アンダー単独3位に歴代チャンピオンのジェリー・ケリー(米)が入り、売り出し中のハリス・イングリッシュ(米)が通算14アンダー単独4位。通算10アンダー8位タイにアダム・スコット(豪)、マット・クーチャー(米)、ザック・ジョンソン(米)、レティーフ・グーセン(南ア)らスター軍団がズラリと並び、その中に谷原秀人も名を連ねた。
6位タイからスタートした谷原は前半3バーディを奪って上位争いを繰り広げたものの後半失速。4バーディ、3ボギーの1アンダー69にとどまったが、通算10アンダーでシーズン初戦でトップ10(8位タイ)入りを果たし、「なかなかスコアは伸ばせなかったけれど、12月はほとんどゴルフをしていなかったので(結果は)まずまず」と納得の表情を見せた。
また今田竜二も健闘。粘り強いゴルフで5バーディ、1ダブルボギーの3アンダー67をマークし、通算9アンダー20位タイで4日間の競技を終了。シード復活を目指す今年、幸先の良い滑り出しを切った。
≪ソニーオープン イン ハワイ放送予定≫
http://www.golfnetwork.co.jp/original/sonyopen2014/