B.ランフォード、3人によるプレーオフ制し6年ぶりV!
2013年4月29日(月)午後0:22
ブレット・ランフォード(豪)が混戦を制し逆転優勝を飾った。
欧州、アジアン両ツアー共催のバランタインズ選手権は現地時間28日、韓国のブラックストーンGCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。通算11アンダーにランフォード、マーカス・フレイザー(豪)、ピーター・ホワイトフォード(スコットランド)が並び決着はプレーオフにもつれ込み、サドンデス1ホール目でランフォードが起死回生のイーグル奪取に成功。バーディに終わった2人を下し、欧州ツアー6年ぶり通算4勝目を挙げた。
「コーチや妻、キャディ、その他大勢の人々に感謝したい。ここ数年辛い時期を過ごしたけれど、彼らのお蔭でこうしてまた優勝することが出来て、言葉に出来ないくらい嬉しい」と、久々の優勝に感無量のランフォード。
この日は出だし2ホール連続バーディで波に乗ると、6番から怒濤の4連続バーディを奪って一気にトップに浮上。2ホールを残し後続を2打リードしていたが、17番パー4でティショットをブッシュに打ち込み痛恨のダブルボギーを叩いて後続に並ばれた。しかしプレーオフの1ホール目では見違えるようなショットを放ち、2打目をピンそば1.2メートルに寄せてイーグル。17番のダブルボギーを帳消しにする好プレーで勝利をものにした。
その他上位陣は、逆転Vを狙った世界ランク7位のルイス・ウーストハウゼン(南ア)が上がり2連続バーディを奪ったが時すでに遅く、通算8アンダー単独5位で4日間の競技を終了。前日トップのアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)はスコアを2つ落とし、通算7アンダーで地元の金亨成(韓)、トンチャイ・ジェイディ(タイ)、パブロ・ララサバル(スペイン)らと並ぶ6位タイにとどまった。
また日本ツアーを主戦場に戦う金庚泰(韓)が最終日に3つスコアを伸ばし、通算6アンダーで11位タイに入ったが、小林正則、平塚哲二、2人の日本勢は予選落ちに終わっている。