国内女子ツアーのフジサンケイレディスクラシックは28日、静岡県の川奈ホテルゴルフコース富士コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。5アンダー67でラウンドした佐伯三貴が通算14アンダーとし、前週のKKT杯バンテリンレディスオープンに続き2週連続優勝を果たした。また2日目に91試合連続予選突破の日本記録に並んだ横峯さくらも通算11アンダーで単独2位に入った。

　この日単独首位スタートの佐伯は、前半だけで4つのバーディを奪い後続との差を広げると、後半にも1つスコアを伸ばして5アンダー67。通算14アンダーで2位の横峯に3打差をつけて、2007年以来同大会2勝目を飾った。2週連続Vを達成した佐伯は賞金ランキングで森田理香子を抜き、トップに躍り出ている。

　また、前日に同ツアー91試合連続で予選を突破した横峯は出だしの1番でボギーを叩くも、5番と6番でバーディを重ねると、その後も4つスコアを伸ばして5アンダー67。首位と3打差の単独2位でフィニッシュした。

　その他上位陣は、通算10アンダー単独3位に姜秀衍（韓）、通算8アンダー4位タイに表純子とテレサ・ルー（台）の2人。通算7アンダー6位タイにアン・ソンジュ（韓）、イ・ナリ（韓）、一ノ瀬優希の3人が入った。このほか、馬場ゆかり、大山志保らが通算3アンダー18位タイ、笠りつ子が通算2アンダー23位タイ、服部真夕が通算1アンダー26位タイで3日間の競技を終えている。

　尚、通算イーブンパー33位タイの下川めぐみがこの日、17番パー3でホールインワンを達成して、賞金として800万円を獲得している。