L.ウェストウッドが単独首位に浮上!
2012年6月8日(金)午前10:18
世界ランクNo.3のリー・ウェストウッド(英)が、メジャー大会直前の欧州ツアーを引っ張っている。
次週に今季メジャー第2戦の全米オープン(現地時間14?17日/米カリフォルニア州、オリンピックC)を控えたノルデア・マスターズ第2ラウンド(現地時間7日/スウェーデン、ブロ ホーフ スロットGC)で、ウェストウッドは8アンダー64を叩き出し、通算12アンダー単独首位に躍り出た。ピーター・ハンソン(スウェーデン)、ロイド・サルトマン(スコットランド)、カルロス・デル モラル(スペイン)とは3打差。全米オープン前に米男子ツアーではなく、あえてホームツアーを選んだ甲斐のあるプレーを見せた。
同大会は1996年に初優勝を飾っただけでなく、初の欧州ツアー賞金王になった2000年に復活優勝を飾り、タイトル獲得の原動力となった思い出もある。それだけに「スウェーデンでは多くの成功を収めており、来るのを楽しみにしているんだ。昨日はまずまずのプレーだったけど、今日はいいプレーができた。(グリーン上で)ボールの転がりがよく、自信になった。チャンスもいっぱいあったしね」と白い歯を見せたウェストウッド。初のメジャー制覇をにらむ全米オープンを前に、優勝で弾みをつけたいところだ。
前日単独首位のマグナス・A・カールソン(スウェーデン)は、イーブンパー72でスコアを伸ばせず通算7アンダー10位タイ。セルヒオ・ガルシア(スペイン)は通算6アンダー13位タイで2日目を終えた。