A.ノレンが単独トップ L.ウーストハウゼンは4打差10位タイ
2013年4月28日(日)午前10:55
相性の良い大会でアレクサンダー・ノレン(ノルウェー)が2年ぶりの優勝に王手をかけた。
欧州、アジアン両ツアー共催のバランタインズ選手権は現地時間27日、韓国のブラックストーンGCを舞台に日没サスペンデッドとなった第2ラウンドの続きと第3ラウンドの競技を終了。3日目にしてようやく天候は回復したが、強風が吹く難コンディションの中、ノレンが4バーディ、1ボギーの3アンダー69をマーク、通算9アンダーとし単独トップに立った。
ノレンにとって今大会は2年連続トップ10入りしている相性の良い大会。「長い一日だったけれど最後をバーディで締めくくれて良かった」と30歳のノレン。「ショートゲームが冴えていたから大事なところでパーをセーブすることが出来た。良い成績を残した経験のある試合はやはり気分良くプレー出来る。明日が凄く楽しみだ。この位置から最終日をスタートするのは久々だから、この状況を楽しみたい」と2年ぶり欧州ツアー通算4勝目に照準を合わせた。
1打差の2位タイにピーター・ホワイトフォード(スコットランド)とパブロ・ララサバル(スペイン)が並び、通算7アンダー4位タイにブレット・ランフォード&マーカス・フレイザーの豪州コンビがつけている。前日トップのウェイド・オームズビー(豪)は第3ラウンドで2つスコアを落とし、通算5アンダー10位タイに後退。同じく10位タイに世界ランク7位のルイス・ウーストハウゼン(南ア)がつけている。
日本勢は2人が出場していたが、前日予選通過圏内にいた小林正則が第2ラウンドの上がり2ホール連続ボギーを叩いてイーブンパー72止まり。カットラインに1打足りず、通算1アンダー74位タイで予選落ち。初日ホールインワンをマークした平塚哲二も通算2オーバー、80位タイで決勝ラウンド進出を逃している。