国内女子ツアー、ヨネックスレディスゴルフトーナメントは25日、新潟県のヨネックスカントリークラブを舞台に開幕。3アンダー69をマークした馬場ゆかりと青木瀬令奈が首位タイに立った。1打差の3位タイに笠りつ子、ホステスプロの若林舞衣子、ディフェンディング・チャンピオンの茂木宏美ら9人、2打差の12位タイには横峯さくら、斉藤愛璃ら9人がつける混戦模様となっている。

　前週、急性上気道炎のため欠場した横峯。2試合ぶりの復帰戦となったこの日は、6番でバーディを奪い1アンダーで折り返すと、後半は1アンダー、1ボギーで回り1アンダー71。首位に2打差と今季初Vに向け、好位置につけた。

　地元・新潟県出身のホステスプロ若林は、横峯、馬場と同じ組でラウンドして4バーディ、2ボギーの2アンダー70。3位タイと好スタートを切り、地元での今季2勝目を虎視眈々と狙っている。

　今季1勝を挙げている有村智恵は前半に3ボギー（1バーディ）を叩き2オーバーでハーフターン。それでも後半に1つスコアを伸ばして1オーバー73の32位タイでホールアウトした。

　その他、日米を股にかけて活躍するフォン・シャンシャン（中）は2アンダー70でプレーして若林らと並ぶ3位タイと好発進。一方でツアー50勝を誇る不動裕理は2バーディ、4ボギーの2オーバー74で46位タイと出遅れている。

　尚、3年連続賞金女王タイトルに向けて突っ走るアン・ソンジュ（韓）は体調不良のため欠場となった。