海外女子
ダブル宮里、17位タイ浮上! 首位はB.リンシコム
2009年5月16日(土)午後0:40
上位のスコアが伸び悩む中、藍と美香のダブル宮里が順位を上げた。
米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間の15日、第2ラウンドの競技を終了。初日60位タイと出遅れていた2人の宮里はともに4アンダー68をマークし、通算3アンダー17位タイに浮上した。皆が「ラインの読みが難しい」と訴えるコース独特のポアナ芝を攻略した2人は、藍が5バーディ、1ボギー、美香が6バーディ、2ボギーの内容だった。ポアナ芝は日本の高麗芝に似ており、高麗グリーンが主流の沖縄出身の2人には有利な状況。このまま決勝ラウンドもパッティングを武器に突っ走りたい。
前日の雨と寒さは収まったものの、トリッキーなグリーンに苦しんだ上位陣は、2日間ノーボギーで通算11アンダーまでスコアを伸ばしたクラフト・ナビスコチャンピオンのブリタニー・リンシコム(米)が初日の2位から単独トップに浮上。2打差の2位タイにスーザン・ピーターセン(ノルウェー)とオー・ジヨン(韓)が続いたが、第1ラウンドでコースレコードを叩き出しトーナメントをリードしたヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)は4つスコアを落とし、通算6アンダー4位タイへ後退。
日本からアメリカに戻ったばかりの歴代優勝者のひとり、ポーラ・クリーマー(米)が、ミッシェル・ウィー(米)、カリー・ウェブ(豪)らと並び、通算5アンダー6位タイまで順位を上げた。しかし大会4連覇を狙うロレーナ・オチョア(メキシコ)は、この日も「ショットは良いがチャンスにパットが決まらない」と2日連続1アンダー71止まり。通算2アンダーは27位タイに低迷している。
単独トップに躍り出たリンシコムは「36ホール、ノーボギーは初めての体験だったので、後半は凄く緊張しました。いっそのことスリーパットしてラクになりたい、と思ったくらい(笑)。グリーンは凄く難しくて、ラインが読めずに苦労しました。でもこの位置でフィニッシュ出来て良かった!」とただひとりスコアを二桁アンダーに乗せてホッとした表情。だが「もう少し伸ばせていたかも」と、心残りも口にした。
ダブル宮里以外の日本勢は、上田桃子が通算2アンダー27位タイ。同組で回り2位タイにつけるピーターセンが好プレーを続ける中、5つバーディを奪いながら、ボギー2つ、ダブルボギー1つ叩く出入りの激しい内容だった。なお初日出遅れた大山志保は1アンダー71と盛り返したが、カットラインにわずか1ストローク及ばず、通算2オーバーで予選落ちを喫している。
米女子ツアーのサイベース・クラシック(ニュージャージー州クリフトン、アッパー・モントクレアCC)は現地時間の15日、第2ラウンドの競技を終了。初日60位タイと出遅れていた2人の宮里はともに4アンダー68をマークし、通算3アンダー17位タイに浮上した。皆が「ラインの読みが難しい」と訴えるコース独特のポアナ芝を攻略した2人は、藍が5バーディ、1ボギー、美香が6バーディ、2ボギーの内容だった。ポアナ芝は日本の高麗芝に似ており、高麗グリーンが主流の沖縄出身の2人には有利な状況。このまま決勝ラウンドもパッティングを武器に突っ走りたい。
前日の雨と寒さは収まったものの、トリッキーなグリーンに苦しんだ上位陣は、2日間ノーボギーで通算11アンダーまでスコアを伸ばしたクラフト・ナビスコチャンピオンのブリタニー・リンシコム(米)が初日の2位から単独トップに浮上。2打差の2位タイにスーザン・ピーターセン(ノルウェー)とオー・ジヨン(韓)が続いたが、第1ラウンドでコースレコードを叩き出しトーナメントをリードしたヘレン・アルフレッドソン(スウェーデン)は4つスコアを落とし、通算6アンダー4位タイへ後退。
日本からアメリカに戻ったばかりの歴代優勝者のひとり、ポーラ・クリーマー(米)が、ミッシェル・ウィー(米)、カリー・ウェブ(豪)らと並び、通算5アンダー6位タイまで順位を上げた。しかし大会4連覇を狙うロレーナ・オチョア(メキシコ)は、この日も「ショットは良いがチャンスにパットが決まらない」と2日連続1アンダー71止まり。通算2アンダーは27位タイに低迷している。
単独トップに躍り出たリンシコムは「36ホール、ノーボギーは初めての体験だったので、後半は凄く緊張しました。いっそのことスリーパットしてラクになりたい、と思ったくらい(笑)。グリーンは凄く難しくて、ラインが読めずに苦労しました。でもこの位置でフィニッシュ出来て良かった!」とただひとりスコアを二桁アンダーに乗せてホッとした表情。だが「もう少し伸ばせていたかも」と、心残りも口にした。
ダブル宮里以外の日本勢は、上田桃子が通算2アンダー27位タイ。同組で回り2位タイにつけるピーターセンが好プレーを続ける中、5つバーディを奪いながら、ボギー2つ、ダブルボギー1つ叩く出入りの激しい内容だった。なお初日出遅れた大山志保は1アンダー71と盛り返したが、カットラインにわずか1ストローク及ばず、通算2オーバーで予選落ちを喫している。