連覇狙うI.ポルター&S.ガルシアらがまず1勝
2012年5月18日(金)午前9:09
欧州ツアーのボルボ世界マッチプレー選手権がスペイン、フィンカ・コルテシンを舞台に現地時間17日開幕。ディフェンディング・チャンピオンのイアン・ポルター(英)や同郷対決を制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)らが初戦を白星で飾った。
今大会は出場24名が3名ずつ8つのグループに分かれて2日間、総当りのマッチプレーで競う特殊なフォーマットを採用しており、初日はそのうち8マッチのみが行われ、注目のポルターはジョン・センデン(豪)に3アンド2で、ガルシアはアルバロ・キロス(スペイン)相手に2アンド1の僅差で勝利をもぎ取ったが、世界ランク9位のマーティン・カイマー(独)はラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)相手に3アンド2で敗れている。
その他、ブラント・スネデカー(米)がトーマス・ビヨーン(デンマーク)を5アンド4の大差で下し、ポール・ローリー(スコットランド)がピーター・ハンソン(スウェーデン)を2アンド1で、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)がロバート・カールソン(スウェーデン)を1アップでそれぞれ一蹴している。
連覇を目指すポルターは「相手(センデン)がステディなプレーを仕掛けてきたので、こちらは守りをしっかりしつつ攻めるべきところは攻めた。センデンは手堅すぎたのが命取りだった」と戦況を冷静に分析。明日の午後の第2マッチでトム・ルイス(英)との対決を制してグループ1位(各グループの上位2名、計16名が3日目に進む)での3日目進出を目論んでいる。
日本勢唯一出場の平塚哲二はこの日は出番なし。ガルシア、キロスと一緒のグループに配されているため、明日の午前中にまずキロスと戦い、午後にガルシアと相見えることになっている。