S.ダイソン首位奪取! G.ボーディとM.マナセロは後退…
2012年5月6日(日)午前9:33
難コンディションに全体のスコアが伸び悩む中、サイモン・ダイソン(英)が単独トップに躍り出た。
最終日の翌日が地元の星・故セベ・バレステロス(スペイン)の一周忌にあたる欧州ツアー、レアル・セグロス・オープン・デ・エスパーニャ(スペイン、レアルクラブ・デ・ゴルフ・デ・セビラ)は現地時間5日、第3ラウンドの競技を終了。降雨のためおよそ2時間の中断を挟むなど集中力を保つのが難しいコンディションの中、ダイソンは17番までに5バーディ(2ボギー)を奪って首位を快走。18番でセカンドショットをバンカーに入れてダブルボギーを叩いたものの、1アンダー71にスコアをまとめて通算5アンダーでトーナメントをリードした。
前日の2位タイからトップに立ったダイソンは「今日は17.5ホール、最高の内容だったんだけどね。18番はラフからのセカンドショットにフライヤーがかかって飛び過ぎてしまった。バンカーショットも上手く行かなかったから少し残念。でもドライバーの調子は相当良いので明日が楽しみ」と笑顔でツアー通算7勝目に照準を合わせた。
その他上位陣は、1打差の2位タイに地元期待のパブロ・ララサバル(スペイン)とソレン・ケルドセン(デンマーク)が続き、通算3アンダー単独4位に初日のトーナメントリーダーであるジョージ・カンピーヨ(スペイン)がつけている。
一方、前日2位タイに浮上しチャージが期待された19歳のマッテオ・マナセロ(伊)は、ダブルボギー以上を3つ叩く乱調で4オーバー76。前日までの貯金を吐き出し通算イーブンパー12位タイに後退した。また、前日単独トップに浮上し3年ぶりのツアー通算4勝目を狙うグレゴリー・ボーディ(仏)も、8オーバー80の大叩きで通算3オーバー24位タイに大きく順位を下げている。