欧州男子
J.ルーテン混戦抜け出し奪首 T.ルイスは一歩後退
2013年6月8日(土)午後0:57
ツアー2勝目を目指す初日のトーナメントリーダー、トム・ルイス(英)がスコアを落とし後退する中、ヨースト・ルーテン(オランダ)が混戦を抜け出し単独トップに躍り出た。
オーストリアを舞台に行われている欧州ツアー、ライオネス・オープン(ダイヤモンドCC)は現地時間8日、第2ラウンドの競技を終了。首位に2打差の単独2位からスタートしたルーテンが6バーディ、2ボギーの4アンダー68をマーク、通算11アンダーまで伸ばし単独首位に立った。1打差の2位タイにポール・ワーリング(英)、カラム・マコーリー(スコットランド)、エドアルド・デ・ラ・リバ(スペイン)のツアー未勝利組が並ぶ展開。
前日『63』のビッグスコアで単独トップに立っていた22歳のルイスは前日より11打多い2オーバー74を叩く乱調で通算7アンダーは、ベテランのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)らと同じ7位タイに後退。明日以降の巻き返しを誓っている。
単独トップ、27歳のルーテンが狙うのは2011年のイスカンダール・ジョホール・オープン以来のツアー通算2勝目。「初日ほどパットは決まらなかったけれど、スコアには満足している。ここはボギーも出るけどバーディチャンスも作れるコース。ラフが長くてタフなセッティングだけれど、グリーンの状態は最高なので週末もチャンスを活かしたい」と納得の表情で2年ぶり勝利に照準を合わせている。