B.ウィースバーガー首位浮上、日本勢は予選突破ならず… 欧州ツアー
2012年4月28日(土)午前8:18
リーダーボードが激しく上下する中、欧州ツアー2年目の26歳ベルント・ウィースバーガー(オーストリア)がノーボギーの快調なゴルフで単独トップに躍り出た。
欧州、アジア両ツアー共催のバランタインズ選手権(韓国、ブラックストーンGC)は現地時間27日、第2ラウンドの競技を行い、午前中の比較的穏やかなコンディションに助けられたウィースバーガーが7バーディ、ノーボギーの7アンダー65をマーク。通算7アンダーまでスコアを伸ばし、単独2位につけるマーカス・フレイザー(豪)に1打差をつけトーナメントをリードした。
ルーキーイヤーの昨季、2位(タイを含む)に2度入っているウィースバーガーは「だんだん上位で戦うことに慣れてきた。勝つ準備は出来ていると思う」と念願のツアー初Vに意欲。「明日も気負うことなく自然体で回りたい。良い日になると良いね」と初々しい笑顔を見せた。
その他、通算5アンダー単独3位にオスカー・フローレン(スウェーデン)がつけ、通算4アンダー4位タイにベテランのミゲール・A・ヒメネス(スペイン)ら3人。また、この日67の好スコアをマークしたイアン・ポルター( 英)が通算2アンダーで47ランクアップの11位タイに浮上した。
しかし初日のトップのビクトル・ドゥブイソン(仏)はスコアを3つ落とし通算1アンダー19位タイに後退。初日2位タイの好発進を切ったポール・ケイシー(英)もイーブンパー72の平凡なスコアで11位タイに順位を下げ、世界ランク12位のアダム・スコット(豪)に至っては4オーバー76の大乱調で前日の7位タイから57位タイ(通算3オーバー)とかろうじて予選突破するにとどまった。
日本勢は片岡大育がダブルボギー2つを叩いて4オーバー76と崩れ、カットラインに2打足りない通算6オーバー90位タイで予選落ち。初日出遅れた平塚哲二は第2ラウンドをフィニッシュすることなくリタイアしている。