P.ユーライン一歩後退、スコットランド勢が1位&2位独占
2013年4月21日(日)午後0:32
アクシネット社の御曹司ピーター・ユーライン(米)が後退する中、スコットランド&イングランド勢が上位を独占した。
欧州ツアーのオープン・デ・エスパーニャ(スペイン、パラドール・デ・エル・サレル)は現地時間20日、第3ラウンドの競技を終了。この日単独トップからスタートしたユーラインは序盤の3ホールで2バーディを奪う幸先の良い滑り出しを見せたが、その後強い風に苦しんでボギーがかさみ2オーバー74の乱調。通算4アンダーまでスコアを落とし5位タイに後退した。
ユーラインに変わって単独首位に立ったのはマーク・ウォーレン(スコットランド)。4アンダー68の好スコアに「この難しいコースで、タフなコンディションの中68をマークしたのはとても嬉しい。風の中でさまざまなショットを駆使することが出来た。明日もこの調子で行きたい」と、2007年のジョニー・ウォーカー選手権以来となる6年ぶりツアー通算3勝目に照準を合わせた。
2打差の単独2位にやはりスコットランド出身のクレイグ・リーがつけ、通算5アンダー3位タイにデビッド・ホージー(英)、ポール・ワーリング(英)のイングランド勢が並んでいる。
地元スペイン勢はナチョ・エルビラ(スペイン)が通算2アンダー15位タイにつけたのが最高。一番人気のセルヒオ・ガルシア(スペイン)はスコアを2つ伸ばし、通算1アンダーで前日の43位タイから23位タイに浮上したが、ゴンサロ・フェルナンデス-カスタノ(スペイン)は2オーバー74と崩れ、通算イーブンパーで16ランクダウンの30位タイに後退している。