T.ルイス、ツアー2勝目に向け単独首位発進!!
2013年6月7日(金)午前10:47
22歳になったばかりのトム・ルイス(英)がトーナメントを引っ張っている。
オーストリアを舞台に行われている欧州ツアー、ライオネス・オープン(現地時間6日、ダイヤモンドCC)第1ラウンドで、ルイスは9バーディ、ノーボギーの圧巻のプレーを披露。9アンダー63で回り、2位のヨースト・ルーテン(オランダ)に2打差をつけ単独トップに立った。
この日は10番から連続バーディでスタートし、15番からは3連続バーディを奪取。「(前半の)17、18番あたりですごくいいプレーができそうな気がした。あれで後半、よりリラックスできた。パットも入ったことが、今までと一番の違いかな」と笑った。
2011年の同ツアー、ポルトガル・マスターズで初優勝し、若きヒーローとなったルイスだが、2勝目がなかなかできずに苦しんでいる。ここで優勝して殻を破り、大きくステップアップしたいところだ。
一方、出だしから6ホールで5バーディとロケットスタートを切ったルーテンは、結局7アンダー65でホールアウト。こちらも2年ぶりとなる2勝目を目指し、モチベーションは高い。
6アンダー66をマークしたサイモン・ダイソン(英)、グレーム・ストーム(英)、アレクサンダー・レヴィ(仏)、リチャード・マッケボイ(英)が3位タイに続き、ミゲール・A・ヒメネス(スペイン)は、5アンダー67で7位タイ。地元での連覇を狙うベルント・ウィースバーガー(オーストリア)も4アンダー68で12位タイとまずまずの位置で初日を終えている。
全米オープン(13?16日/ペンシルベニア州、メリオンGC)前週とあって、ビッグネームたちがほとんど出場していない今大会は、出場者たちにとって大きなチャンス。2日目以降も激戦が続くに違いない。