日本勢惨敗… 藍56位タイ、桃子66位タイで終戦
2012年4月2日(月)午前9:55
米女子ツアーのメジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権(カリフォルニア州ミッション・ヒルズCC)は現地時間1日、最終ラウンドの競技を行ったが、日本勢は劣勢を跳ね返すことが出来ず全員が下位に甘んじた。
前日グリーン上で苦戦し45位タイに後退していた宮里藍は、巻き返しを狙ったこの日もボギーが先行する苦しい滑り出し。10番スタートの前半を1バーディ、2ボギーの1オーバー37で折り返すと、後半に入った直後の2番でバーディを奪いスコアを振り出しに戻したが、4番で痛恨のダブルボギー。さらに6番と7番を連続ボギーとして4オーバー76でフィニッシュ。前日よりさらに順位を落とし、通算5オーバー56位タイで4日間の競技を終了した。
また2日目8位タイの好位置から前日「80」の乱調で67位タイに後退した上田桃子は4バーディ、6ボギーと出入りの激しいゴルフで2オーバー74。通算6オーバーで66位タイに終わった。
今季出場4試合すべてでトップ10入りを果たし「ショットはこれまでで最高」の状態で悲願のメジャー獲りにピークを合わせてきた宮里。病み上がりながら2日目優勝を狙える位置に浮上した上田。いずれも「勝ちたい」という気持ちが想像以上のプレッシャーとなり決勝ラウンドでの大叩きに繋がったのかもしれない。
一方、スポット参戦の馬場ゆかりは3オーバー75と4日間を通してアンダーパーをマークすることが出来ず、通算7オーバー70位タイで終戦。尚、宮里美香は決勝ラウンド進出を逃している。