女王Y.ツェン3位好発進! 藍、桃子は18位タイ
2012年3月30日(金)午前11:28
女王ヤニ・ツェン(台)が、メジャー6勝目に向けて好スタートを切った。
米女子ツアー今季メジャー初戦、クラフト・ナビスコ選手権は現地時間29日、カリフォルニア州のミッション・ヒルズCCで開幕。6アンダー66でプレーしたエイミー・ヤン(韓)が単独首位に立ち、リンジー・ライト(豪)が1打差でこれを追っている。ロレックスランキング(女子世界ランキング)No.1のツェンは、首位に2打差の単独3位でピタリと追走している。
初日のツェンはパー3を除く14ホールで、フェアウェイキープは半分。また、パットの調子も上がらない状況だったが、それでも6つのバーディを奪って4アンダー68。きっちりと上位に名を連ねている。
「全然いいショットが打てなかった。だからチャンスも少なかった」とラウンド後は不満を語ったツェンだが、「コースは大好きだし、コンディションも最高だから、残り3日間でできるだけバーディをたくさん取ろうと楽しみにしている」と、逆転優勝にむけて意欲を燃やしている。
3アンダー69の4位タイには、ポーラ・クリーマー(米)、セオ・ヒーキョン(韓)ら7人がつけ、さらに1打差の11位タイには朴セリ(韓)ら7人が追い、大会は混戦の様相を呈している。
日本勢は、宮里藍、上田桃子の2人が1アンダー71でプレーして首位に5打差の18位タイとまずまずのスタート。しかし、宮里美香、馬場ゆかりの2人は、3オーバー75と今一つの内容で77位タイ。2日目の結果いかんでは予選通過も危ぶまれる状況となっている。