米女子ツアー本土初戦開幕! 藍、V圏内発進!
2012年3月16日(金)午前11:42
宮里藍がシーズン初優勝に向けて好発進を切った。
米女子ツアーの今季第4戦で米本土初戦となるRRドネリーLPGAファウンダーズカップ(アリゾナ州、ワイルドファイアGC)は現地時間15日、第1ラウンドの競技を終了。7アンダー65をマークしたヤニ・ツェン(台)、朴ヒーヨン(韓)の2人が首位タイに立ったが、宮里も4アンダー68の好スコアで回って9位タイ。ショット、パットともに安定しており、今季最初の勝利に向けて優勝が狙える位置で初日を終えた。
LPGAの創始者(ファウンダーズ)たちに敬意を表する大会らしく健在のファウンダーたちがコースに集結。宮里も現在のツアーを築き上げた先達と交わって感銘を受け、さらに自分を磨こうとしている。
コースのあるアリゾナ州フェニックスは、師と仰ぐピア・ニールソン(スウェーデン)女史の本拠地で、宮里自身も昨年自宅を購入している。好調さを持続する中、“自宅通勤”というリラックスできる環境も相まって気分よくプレーを続けられそうだ。
他の日本勢は、宮里美香が3アンダー69で21位タイとまずまずのスタートを切ったが、上田桃子はイーブンパー72で67位タイと出遅れ気味。金子絢香は3オーバー75を叩き113位タイと大きく出遅れている。
上位陣は6アンダー66でラウンドした申智愛(韓)が単独3位につけ、さらに1打差の4位タイにナ・エン・チョイ(韓)、カレン・スタップルス(英)ら5人。宮里(藍)と同じ9位タイにはクリスティー・カー(米)、ステイシー・ルイス(米)、カリー・ウェブ(豪)、リュウ・ソヨン(韓)ら12人が続くなど試合は混戦の様相を呈している。