米女子ツアー開催を待ち焦がれるハワイ
2012年3月2日(金)午後0:35
久々の女子ツアー開催をハワイの人々が大歓迎している。
シーズン開幕以来、豪州、タイ、シンガポールと世界各地を転々としてきた米女子ツアー。次戦のRRドネリーLPGAファウンダーズカップ(現地時間15?18日/アリゾナ州、ワイルドファイアGC)で本土初戦を迎えるが、例年以上に激戦が続きツアーは盛り上がりを見せている。
ハワイではかつてシーズン開幕戦が行われるなど序盤戦での米女子ツアーはおなじみだったが、ここ数年は大会が行われず地元の人々は寂しい思いを味わっていた。
ところが今季最初のメジャー大会、クラフト・ナビスコ選手権(3月29日?4月1日/カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCC)の翌週に、新規大会となるLPGAロッテ選手権(4月18?21日/ハワイ州、コオリナGC)が開催されることが発表され、地元は大いに沸き立っているのだ。
選手やスポンサーはもちろん新規大会に喜びのコメントを披露したが、ハワイではそれ以上の盛り上がりぶり。「(地元出身の)ミッシェル(ウィー)は出るらしいよ」とか「コースコンディションが整いつつある」などと、ゴルフ関係者だけでなくゴルフ好きの面々は寄ると触るとその話に花を咲かせている。
リゾート地ハワイにとってゴルフは欠かせない大切な要素。その最高峰であるプロツアーは、男女併せて行われてこそ存在感が示せる。今、ハワイはそのことが肌で感じられる状況にある。誰もが心待ちにする久々の女子ツアー開催。その戦いの行方が今から楽しみだ。