国内女子ツアーのリゾートトラストレディスは2日、兵庫県の関西ゴルフ倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。前日首位タイに浮上した比嘉真美子がスコアを2つ伸ばし、通算9アンダーでツアー通算2勝目を挙げた。7位タイから2週連続Vを狙った森田理香子はトップとの差を埋めることができず、通算6アンダー単独3位に終わっている。

　首位タイからスタートした比嘉は出だしの1番でボギーを叩くなど、スコアを1つ落としてハーフターン。しかし後半、10番でこの日2つ目のバーディを奪って嫌な流れを断ち切ると、12番、15番でもバーディを重ねて2アンダー70でフィニッシュ。通算9アンダーとし、後続に1打差をつけて4月のヤマハレディースオープン葛城以来となるツアー通算2勝目を飾った。

　一方、2週連続Vを目指した森田は5番までに3バーディを奪って首位との差を縮めたが、その後はスコアを伸ばし切れず。結局4バーディ、2ボギーの2アンダー70にとどまり、通算6アンダー単独3位で3日間の競技を終えた。

　その他上位陣は、比嘉に1打差の単独2位に服部真夕。通算5アンダー4位タイにトップからスタートした木戸愛、この日7バーディ（3ボギー）を量産した馬場ゆかり、横峯さくら、表純子ら8人が入った。また、通算4アンダー12位タイには今季1勝の一ノ瀬優希、三塚優子らが並び、通算3アンダー21位タイには佐伯三貴、李知姫（韓）らが名を連ねた。