海外女子
長く難しいメジャーに挑戦! 日本勢5人出場
2008年6月26日(木)午後0:10
史上最長6,789ヤードの女の戦いが幕を開ける。
米女子ツアー今季メジャー第3戦の全米女子オープンは現地時間26日、ミネソタ州エディナのインターラチェンCCで開幕。パー73ながら大会史上最長の設定の上、難しいコースに選手達からの悲鳴が聞こえてくるようだ。
あちこちにパックリと口を開けている深いバンカー。ドッグレッグのホールも多く、グリーンも砲台とあって、フェアウェイキープがいつも以上に大切になる。パー5が5つあるが、3番(557ヤード)、10番(528ヤード)、13番(525ヤード)の3つは2オンのチャンスがほとんどない。飛ばし屋なら2オン可能な2番(473ヤード)、18番(530ヤード)でさえ、飛距離よりもショットの精度を重視する選手が大半だ。
ティーショットの平均飛距離が270.4ヤードで、ロレックスランク(女子世界ランク)No.1の優勝候補、ロレーナ・オチョア(メキシコ)も「3つは2オンできない」と首を横に振る難しいセッティング。飛ばしでは男子とも戦えるほどのミッシェル・ウィー(米)が「18番はチャンスがあるけど、危険も大きい」とティーショットでドライバーを持たない練習をしたことでも、その難しさが分かるというものだ。
ロレックスランク3位で、やはり飛距離には自信を持っているスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が「フェアウェイキープが最も大事。2つで届くホールでもリスクは大きい」と慎重になるなど、メジャーならではのタフさが目立っており、例年以上にガマン比べとなりそうだ。今大会では飛距離と正確性を併せ持つものだけが、勝ち星を手にすることができる。栄光に向かって、世界中から集まった精鋭たちが4日間の死闘に挑む。
日本勢は米ツアー常駐の宮里藍、上田桃子に加えて日本から横峯さくらが参戦。さらに予選から駒を進めた天沼知恵子と吉田藍子を加えた5人が、ビッグタイトルを狙う。前週6位タイと調子を上げている宮里、2週前に日本にとんぼ返りして優勝した上田が、自分の力を出し切ることができればチャンスはあるはずだ。
また、今季限りで引退するアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)がどのようにして花道を飾るかも注目になる。95年の同大会でメジャー初優勝して以来、数々の栄光を重ねてきた殿堂入り選手の姿をじっくりとながめたい。
米女子ツアー今季メジャー第3戦の全米女子オープンは現地時間26日、ミネソタ州エディナのインターラチェンCCで開幕。パー73ながら大会史上最長の設定の上、難しいコースに選手達からの悲鳴が聞こえてくるようだ。
あちこちにパックリと口を開けている深いバンカー。ドッグレッグのホールも多く、グリーンも砲台とあって、フェアウェイキープがいつも以上に大切になる。パー5が5つあるが、3番(557ヤード)、10番(528ヤード)、13番(525ヤード)の3つは2オンのチャンスがほとんどない。飛ばし屋なら2オン可能な2番(473ヤード)、18番(530ヤード)でさえ、飛距離よりもショットの精度を重視する選手が大半だ。
ティーショットの平均飛距離が270.4ヤードで、ロレックスランク(女子世界ランク)No.1の優勝候補、ロレーナ・オチョア(メキシコ)も「3つは2オンできない」と首を横に振る難しいセッティング。飛ばしでは男子とも戦えるほどのミッシェル・ウィー(米)が「18番はチャンスがあるけど、危険も大きい」とティーショットでドライバーを持たない練習をしたことでも、その難しさが分かるというものだ。
ロレックスランク3位で、やはり飛距離には自信を持っているスーザン・ピーターセン(ノルウェー)が「フェアウェイキープが最も大事。2つで届くホールでもリスクは大きい」と慎重になるなど、メジャーならではのタフさが目立っており、例年以上にガマン比べとなりそうだ。今大会では飛距離と正確性を併せ持つものだけが、勝ち星を手にすることができる。栄光に向かって、世界中から集まった精鋭たちが4日間の死闘に挑む。
日本勢は米ツアー常駐の宮里藍、上田桃子に加えて日本から横峯さくらが参戦。さらに予選から駒を進めた天沼知恵子と吉田藍子を加えた5人が、ビッグタイトルを狙う。前週6位タイと調子を上げている宮里、2週前に日本にとんぼ返りして優勝した上田が、自分の力を出し切ることができればチャンスはあるはずだ。
また、今季限りで引退するアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)がどのようにして花道を飾るかも注目になる。95年の同大会でメジャー初優勝して以来、数々の栄光を重ねてきた殿堂入り選手の姿をじっくりとながめたい。