国内女子ツアー今季初の4日間大会、ヤマハレディースオープン葛城は4日、静岡県の葛城ゴルフ倶楽部 山名コースを舞台に第1ラウンドの競技を終了。6バーディ、ノーボギーの6アンダー66でラウンドしたオナリン・サタヤバンポット（タイ）が単独首位に立った。開幕から4試合連続でトップ3（タイを含む）に入っている森田理香子はノーボギーの4アンダー68で回り5位タイにつけた。

　この日インスタートの森田は出だしの10番でバーディを奪うと17番、18番もバーディとして、3アンダーで折り返す。後半も1つスコアを伸ばして4アンダー68でホールアウト。今季絶好調の森田はこの日もノーボギーの安定したゴルフで、首位と2打差の5位タイと好位置につけた。

　混戦から抜け出し首位に立ったのはサタヤバンポット。インスタートの前半、14番から16番で3連続バーディを奪い3アンダーで折り返すと、後半にも3バーディを奪取。ノーボギーの危なげないプレーで6アンダー66として単独首位発進を切った。

　その他上位陣は、前週3位タイに入った大山志保が首位と1打差の2位タイに、ディフェンディング・チャンピオンの笠りつ子とイ・ボミ（韓）らが森田と並ぶ5位タイに控えている。

　昨季のサントリーレディスオープンゴルフトーナメントでツアー史上最年少の16歳332日で優勝したキム・ヒョージュ（韓）は前週の優勝者、堀奈津佳らと並び1アンダー71の23位タイからのスタートとなった。

　一方で、横峯さくら、不動裕理、今季1勝の一ノ瀬優希らがイーブンパー72のラウンドで40位タイと出遅れている。