海外女子
耐えた、拾った! 日本チーム5位タイに浮上
2008年1月20日(日)午後1:15
どしゃ降りで競技が中断されるなど悪天候の中、難易度の高いフォアサム(1つのボールを2人が交互に打つ)方式で競った大会2日目。日本チームは我慢強いプレーで順位を上げた。
世界20の国と地域から、各チーム2名計40名の精鋭が集いナンバー1を決める国別チーム戦、第4回ワールドカップ女子ゴルフは、南アフリカ、サンシティのゲイリー・プレーヤーCCを舞台に現地時間の19日、2日目の競技を終了。佐伯三貴、諸見里しのぶの日本チームはイーブンパー72と、スコアを伸ばすことはできなかったが、通算6アンダーで初日の7位タイから5位タイに浮上した。
「終わり良ければすべて良しです」と、ホッとした表情を見せた2人。前日から降り続いた雨のせいで、ただでさえ長いラフが絡み付き、フェアウェイでボールが転がらず距離を長く感じさせる。出場20か国中、アンダーパーはわずか3チームという難コンディションの中、最終18番で佐伯がピン奥3メートルに乗せると、諸見里が気合いでねじ込みバーディフィニッシュ。昨年上田桃子とのコンビで初挑戦したとき、痛恨の『9』を叩いたホールで、諸見里は初日イーグル、2日目バーディと、成長をうかがわせるプレーを見せた。
それでも「前半はめちゃめちゃビビって、三貴さんに迷惑をかけまくった」とすまなそう。3番でパーパットを外し、5番で深いラフに打ち込んでボギーと、序盤は波に乗ることができなかった。しかし徐々に調子を取り戻し、7番、8番で連続バーディ。途中13番ではティーショットを池に入れてダブルボギーとしたが、それも18番のバーディで帳消し。
「明日につながるゴルフができたので、もう(明日は)行くしかない」と佐伯が気合いを入れ、「思い切ってやります」と妹分の諸見里も大きく頷いた。最終日は初日と同じフォアボール方式(2人がそれぞれのボールでプレーし、良い方のスコアを採用)。日本チームの猛チャージを期待したい。
なお上位にはアジアの強豪が顔を揃えた。通算11アンダー首位タイに終盤スコアを伸ばしたフィリピンチームと初日トップの韓国チーム。2打差の3位に台湾チームが続き、ディフェンディング・チャンピオンのパラグアイチームは8位、米国チームは10位タイにとどまっている。
世界20の国と地域から、各チーム2名計40名の精鋭が集いナンバー1を決める国別チーム戦、第4回ワールドカップ女子ゴルフは、南アフリカ、サンシティのゲイリー・プレーヤーCCを舞台に現地時間の19日、2日目の競技を終了。佐伯三貴、諸見里しのぶの日本チームはイーブンパー72と、スコアを伸ばすことはできなかったが、通算6アンダーで初日の7位タイから5位タイに浮上した。
「終わり良ければすべて良しです」と、ホッとした表情を見せた2人。前日から降り続いた雨のせいで、ただでさえ長いラフが絡み付き、フェアウェイでボールが転がらず距離を長く感じさせる。出場20か国中、アンダーパーはわずか3チームという難コンディションの中、最終18番で佐伯がピン奥3メートルに乗せると、諸見里が気合いでねじ込みバーディフィニッシュ。昨年上田桃子とのコンビで初挑戦したとき、痛恨の『9』を叩いたホールで、諸見里は初日イーグル、2日目バーディと、成長をうかがわせるプレーを見せた。
それでも「前半はめちゃめちゃビビって、三貴さんに迷惑をかけまくった」とすまなそう。3番でパーパットを外し、5番で深いラフに打ち込んでボギーと、序盤は波に乗ることができなかった。しかし徐々に調子を取り戻し、7番、8番で連続バーディ。途中13番ではティーショットを池に入れてダブルボギーとしたが、それも18番のバーディで帳消し。
「明日につながるゴルフができたので、もう(明日は)行くしかない」と佐伯が気合いを入れ、「思い切ってやります」と妹分の諸見里も大きく頷いた。最終日は初日と同じフォアボール方式(2人がそれぞれのボールでプレーし、良い方のスコアを採用)。日本チームの猛チャージを期待したい。
なお上位にはアジアの強豪が顔を揃えた。通算11アンダー首位タイに終盤スコアを伸ばしたフィリピンチームと初日トップの韓国チーム。2打差の3位に台湾チームが続き、ディフェンディング・チャンピオンのパラグアイチームは8位、米国チームは10位タイにとどまっている。